ソウル市は、5月28日「月経衛生の日」を記念して、公共ナプキン配置文化普及キャンペーンを実施する。このキャンペーンは、ソウル市の公共ナプキンをSNSを通じて紹介すること、利用レビューを投稿すること、自らが所属する民間機関に公共ナプキンを直接配置することという3通りの方法で参加できるよう企画した。
このキャンペーンは、私たちの社会で月経やナプキンに対する関心が向上してはいるが、未だに月経はプライベートな領域であり表に出してはならないものと考える文化の中で、女性の月経に対する理解を高め、女性の健康のための社会的環境を築いていこうという趣旨で企画された。
このキャンペーンへの参加は、ソウル市のInstagram(
@pad_4u)または公共ナプキンホームページ(
pad4u.co.kr)を通じて参加できる。
ソウル市は、2016年にナプキンは必需品であり人権の問題という認識で低所得層の青少年へのナプキン支援を開始し、2018年にテスト事業を経て2019年から公共ナプキン配置事業を本格的に展開してきた。
ソウル市は、この事業によって2019年国連公共サービス賞を受賞しており、外国人が選ぶソウル市優秀政策2位にも選ばれた。
ソウル市で公共機関ナプキン配置事業を開始して以降、全国的にナプキン配置事業が普及されており、3月24日には、すべての青少年にナプキンを支援する法令が国会で可決されるに伴い、女性の健康のためのナプキン支援は一層拡大される見通しだ。