- 8/28~10/30、毎週日曜日12~21時「2022 潜水橋フェスティバル」を開催
- 車のない潜水橋を散歩しながら、様々な文化体験や休息を楽しむ
- このフェスティバルを通じて歩行橋に対する市民の反応を把握し、交通状況を考慮したうえで潜水橋の完全歩行化を検討する計画
今年の秋、毎週日曜日になると、漢江を一番近くで見られる「潜水橋(チャムスキョ)」が歩行橋に変身する。車両を通行止めにした潜水橋では、路上ライブ、フリーマーケット、野外シネマなどが行われる。夏の終わりから秋真っ盛りまで、季節の趣漂う潜水橋の上を散歩しながら、様々な文化体験をしたり、癒しの時間を過ごすことができる。
ソウル市は、8月28日(日)から10月30日(日)までの毎週日曜日に「2022 潜水橋フェスティバル~車のない潜水橋を歩こう~」を開催すると発表した。(12:00~21:00・秋夕休み除く)
このフェスティバルは、市民が潜水橋を100%利用する第1歩と言える。安全に橋を直接渡る体験の機会を市民に提供すると同時に、文化や休息が共存するソウルの新たな観光資源としての漢江の可能性を模索することができるためだ。
また、ソウル観光が本格的に再開される時期に合わせ、セビッソム、月光虹(ウォルグァンムジゲ)噴水など漢江の代表的な観光名所が集まった盤浦(バンポ)漢江公園にもうひとつの名所を加えることで、ソウルを訪れる外国人観光客の足を引き寄せられると思われる。
「2022 潜水橋フェスティバル」は、車が走らない潜水橋を安全に歩きながら、▲フリーマーケット、▲路上ライブ、▲フードトラック、▲野外シネマ、▲フォトゾーンなど様々なイベントプログラムを楽しめる。
ソウル市は、フェスティバル期間中、潜水橋の交通規制によって生じる不便さを最小限に留めるために交通対策も打ち出している。潜水橋南端の回転交差路は通常通り運営される。オリンピック大路やセビッソムにつながる経路は維持する一方、潜水橋を通る路線バス(405番、740番)は盤浦大橋を臨時迂回する予定。
ソウル市は、新型コロナの拡大状況に応じてプログラムの縮小や時間変更などフェスティバルを柔軟に運営する考えだ。また、フェスティバルに参加する市民には、ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用など防疫規則の順守について積極的に案内する予定だ。
市は、今回のフェスティバルを通じて歩行橋に対する市民の反応を把握し、交通対策を綿密に見直した後、長期的に「潜水橋」を歩行者専用橋として活用する方法を検討する。
ソウル市のユン・ジョンジャン漢江事業本部長は「このフェスティバルを通じて、市民の安全を守る象徴的な空間であり歩行者や自転車利用者が最も多く訪れるこの潜水橋が、市民によって完全に享受される場になれば」としがら「8月末から毎週日曜日に美しい風景と共に始まるこのフェスティバルに、誰もが参加しソウルの魅力を満喫していただきたい」と述べた。