ソウル市は、省エネの一環として、公務員たちが職場でも気楽に凉しい服装で働けるよう「クールビズ」運動を本格的に推進する。
※ クールビズとは、クール(Cool)とビジネス(business)の合成語で、省エネ・環境対策などを目的として2004年に日本で始まったキャンペーン。環境部は2009年より「クール」と「メプシ(着こなしという意味)」を合わせた「クールメプシ」というキャンペーンを実施している。
このようにソウル市では、5月から9月までの事務所内の電力使用量を最小限に抑えるため、スーツやネクタイを着用しないで気楽で凉しい服装で働けるようにし、特に、猛暑が続く6月から8月までを「スーパークールビズ」期間と定めてクールビズを義務化し、窓口以外の職員は、公務員として礼儀正しく、品位が守れる範囲内で半ズボンやサンダルなどで勤務することを許可する。
さらに室温上限温度(28℃)を維持する一方、未使用の電化製品の電源を切る、不必要な蛍光灯をはずす、電気を一つ消す、街灯はひとつおきにつける、トイレのビデの温水使用を全面禁止するなどの節電を実施している。
また6月5日(火)の「環境の日」には、環境財団及び韓国ファッション協会などと共同で、旧ソウル駅舎のRTOホールで「クールビズファッションショー」を開催する。(2012年6月5日、午後3時50分~午後4時35分) 「ソウルが先に脱ぐ」がテーマのこの「クールビズファッションショー」には、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長もモデルとして参加する予定だ。事務職員向けのクールビズルック、一般市民向けの夏を凉しく過ごすファッション、アウトドアファッションなどを紹介する。ファッションショーには参加希望者のうちから200名(申込先着順)を招待する。
- 申込期間: 5月30日(水)~6月1日(金)
- 申込方法: ソウル市ホームページまたはソウル市環境政策課(☎2115-7714)を通じて
- 条件: ソウル市民なら誰でも可。1970年~80年代のレトロスタイルのクールビズルックを着て参加