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福祉/健康/安全ニュース

  • ソウル市、乳児の安心保育を実現する「ソウル型0歳専門クラス」を初運営

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,212

    ソウル市が、子育てしやすい都市ソウルをつくるために推進している「ママパパ幸せプロジェクト」の一環として、3月より保育園にて「ソウル型0歳専門クラス」を本格的に開始する。

    「ソウル型0歳専門クラス」は、繊細なケアが必要な生後12か月未満の乳児を安全にケアするため、別途の専用保育室にて、専門教育を履修した保育教師が、法定基準(1人当たり3名)よりも少ない2名の児童を見守るものである。

    産前・産後休暇が終了し乳児を保育園に預ける必要のある共働き家庭など側は子供を信頼して預けることができ、保育教師側では業務負担を減らすことで保育環境を改善することが目標である。

    ソウル市は、公開募集を通じて「ソウル型0歳専門クラス」を運営する保育園70か所、合計100クラスの選定を完了しており、3月から運営に入ると発表した。

    今回選定された70か所の保育園のうち40%に当たる28か所の保育園は、もともと「0歳クラス」のなかった保育園である。ソウル市は、今回の「ソウル型0歳専門クラス」事業が、保育園の「0歳クラス」運営の普及を刺激し、増加傾向にある乳児保育のニーズを解消するきっかけとなれることを期待している。

    ソウル市は、選抜された保育園に運営費と担任保育教師手当を支援する。また、「ソウル型0歳専門クラス」保育教師が乳児保育に特化した能力を養うことができるよう、ソウル市女性家族財団と共に生後12か月未満児童の発達の特性など、関連性のあるケア能力強化教育も提供する。

    「ソウル型0歳専門クラス」を通じて働くママ・パパの育児の負担解消に役立つことができることを期待しており、ソウル市は2023年のテスト運営を通じて、乳児保育の利用ニーズと満足度等についてきめ細やかなモニタリングを行い少しずつ拡大していく計画だ。
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