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プレスリリース

  • ソウル市、中国の姉妹友好・同胞居住都市に総額6億ウォンの物品支援

  • プレスリリース SMG 518
    • コロナウイルスの被害予防、拡散防止に向け中国12の姉妹友好・同胞居住都市への支援決定
    • 国内の防疫物品の需給状況を踏まえながら、一次は医療用防疫物品、二・三次は市民中心の物品支援
    • 苦境の中で助け合う「相濡以沫」の精神実践、中国韓国人会連合会からの僑民支援の要請に応え
    • パク・ウォンスン市長「中国国民が困難を乗り越え一日も早く元の生活に戻れるよう応援したい」

    ソウル市が、新型コロナウイルス感染症の被害予防と拡散防止のために、中国12か所の都市に総額6億ウォン相当の物品を支援する。支援が決まったのは、ソウル市の姉妹都市(北京市)、8個の友好都市(重慶市など)、朝鮮族が多く暮らす東北3省など12か所。 市は、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で観光客が大幅に減少し大きな打撃を受けた2015年、北京市がソウル市へ多大な支援をしてくれたように、ソウル市も今回の支援を通じて困難な状況下で助け合う「相濡以沫」の精神を実践することで、相互間の厚い信頼と友情を築きたいとしている。 MERSの影響でソウル市が観光客激減などの危機に直面した2015年、北京市は様々な支援の手を差し伸べた。5月にはソウル市に特使を派遣、8月にはパク市長をはじめとするソウル市の観光広報代表団が北京市を訪問した際、野外観光マーケティングイベントを大々的に開催できるように支援した。 また、最近ソウル市を訪問した「中国韓国人協会連合会」からの支援要請に応え、困難を強いられている中国内の僑民たちにも防疫物品が行き届くようにする計画。具体的な支援品目や規模は、中国各都市との協議を経て決定した。 ソウル市は、中国の都市が必要とし、ソウル市民の必要量の需給に及ぼす影響が少ない医療用物品から優先的に支援すると説明した。 一次的には、医療用保護服(1,000着)、医療用ゴーグル(500個)、医療用フェイスシールド(90個)、携帯用赤外線サーマルカメラ(30台)を寄贈する。その後、国内外における物品の需給状況を踏まえながら、一般市民向けの防護服、ゴーグル、マスクなどの物品を順次届け、中小企業中央会も物品支援に参加する予定。 支援物資は11日(火)仁川空港を出発し、12日(水)中国の各都市に到着する。中国国民が困難を乗り越え、一日も早く元の生活に戻れるようにとの願いを込めて、「守望相助、共克时艰」(共に助け合い苦難を克服しましょう)という応援メッセージを同封した。 パク・ウォンスンソウル市長は、「2015年、ソウルの観光産業がMERSによって大打撃を受けたとき、北京市は特使を派遣し、ソウル市代表団が北京市を訪問した際も大きな力になってくれた。困難は誰にでも訪れるもの。辛いときに助けてもらった恩は一生忘れられない」とし、「中国国民が困難を乗り越え、一日も早く元の生活に戻れるよう心から応援したい」と話す。