- 8/6~7の2日間、最先端技術と新媒体を結合させたデジタルコンテンツサービスを公開
- 光化門広場の重要スポットを没頭感の高いシネマチックの実感型コンテンツに制作
- 3Dで再現した600年前の六曹の街を背景に撮った記念写真をすぐメールで転送するサービスも
- フュージョン国楽グループ「ビダン」の実感型ライブ、ソウル市の青年広報大使「YT(仮想人間)」との特別なイベントなど
ソウル市は、光化門広場の再開場に合わせて、8月6日(土)から7日(日)まで2日間、ヘチマダンで融合・複合コンテンツを楽しめる「バーチャル光化門広場実感スポット体験ゾーン」を運営すると発表した。
歴史と文化が混ざり合う新しい光化門広場(仮想空間)の様々な場所を没頭感の高いホログラム機器で直接見て回り、朝鮮王朝時代の六曹の街を背景に写真撮影もできるデジタルコンテンツサービスも提供する。
体験ゾーンで経験できる「デジタルツイン型実感コンテンツ」は、世界的なリアルタイム3D制作ツールで作った高いクオリティのグラフィックと、ホロポーテーション通信プラットフォーム機器を結合させた最初の事例だ。
※ホログラム(Hologram)とテレポーテーション(Teleportation)の造語。リアルタイムで立体の映像(ホログラム)を転送(テレポーテーション)する技術を意味する。
3Dグラフィックで実現された仮想空間ではあるが、現実の空間のように感じさせる超高解像度のシネマチック映像をホログラム機器で転送し、見どころ満載の光化門広場をゲームのように楽しめる。
今回の行事では、六曹の街の姿と生まれ変わった光化門広場を仮想体験することで、時空間を超える特別な経験を提供する。
「マイバーチャル光化門広場」を思い出の写真に残せるよう、イメージファイルをメールで転送してくれる次世代融合・複合コンテンツも公開する計画だ。
この体験は、ホログラム機器と連動したメディアパッドに、希望する時間や空間、季節、天気などを設定すれば、リアルタイムで機器とパッドが相互作用し超高解像度のグラフィックが現れるだけでなく、地上や航空写真モードなどを自由に選べて様々な視点で映像を眺望できるように制作されている。
フュージョン国楽グループ「ビダン(Vidan)」は、韓国初でホロポーテーション機器「プロト」を使って8月5日(金)に実感メディアライブを披露する。
事前公開行事でビダンは特別なミニコンサートを行う。奚琴(へグム)や伽倻琴(カヤグム)を含めた様々な伝統楽器で「聖雄の朝」や「英雄談」などの曲を演奏する予定で、「プロト」を活用しイメージの整合技術と繋ぎ合わせた新しい形の実感型ライブをヘチマダンで公開する。
また、7月18日にソウル市の青年政策広報大使に選ばれた「未来型インフルアンサー(仮想人間)」のYT(ワイティ)との特別なイベントも用意されている。
YTは、高解像度の透明ディスプレイに等身大の立体ホログラムとして登場し、森と木影の多い公園のような光化門広場で、読書や運動を楽しんだり司憲府門(サホンブムン)跡の前で歴史体験をしたりする姿を公開する。自撮りをしているYTと一緒に写真を撮ることもできる。
自分の顔がアバターのイメージに変わった状態で、AI技術で誕生した仮想インフルアンサーと楽しくコミュニケーションをしているうちに、市民の一人ひとりが自然とバーチャル光化門広場の広報大使になっていくと思われる。
ニューメディア担当官のイ・ジョンソン課長は「これから最先端技術を駆使した新しい体験型コミュニケーションコンテンツを企画し、MZ世代が親しみを感じる、魅力あふれるデジタルコンテンツサービスを提供し続けたい」と話した。