ソウル市のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は11月5日、ラオスの首都ヴィエンチャン市のシンラヴォン・クットパイトーン(Sinlavong Khoutphaythoune)市長と会談し、経済や交通、環境、文化・観光、都市計画などに関する優れた政策事例を共有する「ソウル市‐ヴィエンチャン市友好協力に関する協定書」を締結しました。
ここ数年7~8%という高い経済成長率を記録し、急成長するASEAN加盟国の一つであるラオスは、ヴィエンチャン市を中心に様々な分野への継続的な投資によって急速な経済成長を遂げた一方、交通渋滞や上下水道の不備、廃棄物の増加といった問題が深刻化しており、ソウル市がこれまで蓄積してきた都市開発に関する経験とノウハウを共有することで、ヴィエンチャン市の都市問題の解決に貢献できるとみられます。
具体的には、▴上下水道の開発 ▴都市計画 ▴電子政府 ▴交通など、様々な分野での積極的な政策共有を約束し、▴文化・観光分野で両市民が実感できる両都市間の協力基盤の構築を目指します。
パク市長は、「ソウル市とヴィエンチャン市が協力基盤の構築に向けて友好協定を締結したことをとても嬉しく思う。ソウル市の優れた政策を共有するなど実質的な交流を通じてヴィエンチャン市の発展を後押しし、両都市の持続可能な発展に向けて協力体制を構築していきたい」と述