- 1,500人のソウル市民を対象にソウルのブランド、「I・SEOUL・U」に対するアンケート調査を発表
- 認知度(2019年の86.6%→2020年の88.3%)、好感度(2019年の73.3%→2020年の75.1%)アップ
- ソウル市の新型コロナウイルスの感染拡大に対応する防疫システムを71.7%が肯定的に評価
ソウル市が、今日(11月18日)から、ユン・ドヒョン・ファビアン・ショーン3人の個性が感じられる自転車をテーマにした映像を毎週1本ずつソウル市の自転車公式ブログとYouTubeで公開する。
ソウル市の自転車ブログ:
https://blog.naver.com/2seoulbike
ソウル市の自転車YouTube:
http://www.youtube.com/c/서울자전거
ユン・ドヒョンはソーシャルディスタンス・キャンペーンの拡散に向けた「距離確保のライディング」を、タレントのファビアンは都心の文化遺産を巡る「歴史文化のライディング」を、歌手のショーンはソウルの自転車―公共交通の連携政策に関して伝える「乗り換えのライディング」を展開する。
今回、インターネット上で配信される自転車旅行は、コロナ禍により毎年恒例だった大規模な自転車イベント(自転車パレード・自転車フェスティバルなど)の開催が困難になったことから企画された。新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、自転車に対する市民の関心が高まっている中、非対面で安全に楽しむことができるライディングの魅力を改めて発信し、巣ごもり生活に新たな活力と癒しを伝えるのが目標だ。
先に、18日(水)には、ソウル市の自転車広報大使のユン・ドヒョンと5人のユーチューバー、30人の市民が参加した「距離確保のライディング」映像が公開される。二村(イチョン)漢江公園から上岩(サンアム)の文化備蓄基地までタルンイに乗って走り、ソーシャルディスタンス・キャンペーンを発信する。ライディングは、一列走行して安全のために十分な距離を保ち、防疫指針を徹底的に遵守した上で行われた。
到着地の上岩にある文化備蓄基地では、美しい夕焼けが広がる中、ユン・ドヒョンの感動的な路上ライブが行われた。ソウル市は、「希望を歌うユン・ドヒョンの『僕は蝶』が、コロナ禍で疲れ果てた市民に癒しを与えることを願う」と話した。
25日(水)には、タレントのファビアンが環境に優しい交通手段のタルンイに乗って、ソウル市の緑色交通地域(5等級の車両運行を制限して温室効果ガスやPM2.5の排出量を削減、自動車の通行量の制限により渋滞を予防するための制度)内の歴史的名所を巡りながらエコ体験をする「歴史文化のライディング」映像が公開される。
ファビアンと6人の外国人出演者が徳寿宮・景福宮・タプコル公園・宗廟(チョンミョ)などソウルの主要文化遺産を訪ね、歴史的意味に対して改めて考えることでソウルの過去と現在を共有する時間を持つ。最近、韓国歴史の1級試験に合格したソウル市の名誉市民のファビアンが解説する歴史・文化の話も注目に値する。
最後に、30日(月)には、「寄付天使」というあだ名で有名な歌手のショーンが、ソウルの自転車と公共連携政策に関して伝えるライディング映像が公開される。漢南(ハンナム)からトゥクソムまでの漢江沿いの道を自転車で走った後、7号線のトゥクソム遊園地駅で地下鉄に自転車を持ったまま移動、江南の鶴洞(ハクトン)駅で降りて自転車が積載できるタクシー(マカロンタクシー)に乗って帰宅するコースだ。
ショーンは、自転車・公共交通における便利な乗り換え方を市民に発信ことを目指す。移動する間、しきりにソウルの様々な自転車の便宜施設(傾斜路・案内標識など)はもちろん、自転車を地下鉄・タクシーに載せる方法などを詳しく紹介する。
ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は、「コロナ禍が日常となってから、私たちの生活において最も大きく変化したものの一つが交通だ。他人との接触を最小限に抑えることができる自転車の利用需要が爆発的に増加するなど、自転車ブームが始まったと言える時代となっている。ソウル市が用意した自転車の映像が、コロナ禍で疲れ果てた心身に癒しとなることを願う。これからも市民の安全な自転車の利用が活発になれるように、テーマ別のライディングイベントを持続的に発掘していきたい」と述べた。
ライディングの写真