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文化/観光ニュース

  • ソウル市、メディア創業支援施設「ソウルメディアラボ」を7月に開館

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,015

    ソウル市はソンブク(城北)区に建てられるメディア創業支援施設「ソウルメディアラボ」の7月開館を前に、入居企業を公開募集する。創意的なアイディアを持つメディア分野のスタートアップ企業、または創業準備者を対象とし、入居企業は最新施設の入居はもちろん、教育・広報・コンサルティングサービスも受けることができる。 2020年7月に開館する「ソウルメディアラボ」は、新型コロナウイルス感染症の発生以降、アンタクト(非対面)文化の拡大により「ポストコロナ時代」で必須産業として注目されているメディア分野の創業エコシステムを構築し、雇用を創出する空間として運営される予定だ。 メディア分野の専門性を備えた「視聴者メディア財団」が運営し、▴入居企業の公開募集、▴メディアスタートアップコンテストの2種類の方法で計10企業を選定して、最新施設の入居機会と多彩なプログラムを提供する。 「入居企業の公開募集」はメディア関連のコンテンツ(文書・音声・映像・画像など)制作や、放送メディアまたは情報通信網を利用したサービス、放送メディアまたは情報通信網の提供などメディアを活用した創業の全分野を対象としている。申請資格は創業3年未満の初期段階のスタートアップ企業と社会的企業・協同組合などの公益的スタートアップ企業や創業準備者だ。 「メディアスタートアップコンテスト」はメディア分野の革新的な技術や新事業のアイディアを持つ企業と、メディアに触れにくい人向けの製品・コンテンツ・サービスを開発する企業を発掘及び育成するためのコンテストとして開催される。計5チームを選定して賞状と賞金を授与し、「ソウルメディアラボ」の入居資格も与えられる。 ソウル市は、審査を通じて最終選定された10企業に最大2年間入居空間を提供し、各分野におけるオーダーメイド型教育と広報・コンサルティングサービスを支援する。他の入居企業、創業支援機関と交流するネットワークプログラムも進行し、入居企業のアイディアが実際に事業化できるように多彩な支援を続ける計画だ。 今回の「入居企業公開募集」と「メディアスタートアップコンテスト」は同時に応募することができる。5月25日(月)~29日(金)にオンライン受付を行い、1次書類審査と2次面接審査後、最終結果は個別に通知する。その後6月末までに入居契約を締結し、7月中に入居が完了する予定だ。 一方、「ソウルメディアラボ」は2020年6月に竣工する「ソウル・ソンブク(城北)メディア文化マル」の中に建てられる。この施設は地下2階~地上4階建て(延べ面積9,836.37㎡)で、「メディア拠点施設」と「生活文化施設」が造成され、7月から運営される予定だ。
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