ソウル市は、「マゴク(麻谷)産業団地」の未分譲地に強小企業の入居、起業、特許・法律・マーケティングのサポート、研究人材の育成などを総合的に支援する「R&D融複合革新拠点」を造成する。今後10万雇用創出を目標に、1,000社余りの企業が入居・成長できる17棟の施設を建設する計画だ。
また、仕事と生活が調和し、人的交流が活発になされるR&D最適化都市として「マゴク(麻谷)産業団地」を造成する予定だ。強小企業の研究・開発に必要な初期投資資金などを支援するため、約580億ウォンの「マゴク(麻谷)発展基金」を設立する一方、非江南圏最大規模のMICE複合団地、マゴク(麻谷)広場、公演場・美術館など総面積64万㎡の文化ベルトも背後施設として段階的に開場する。
さらにソウル市は、「マゴク(麻谷)産業団地」の全敷地(729,785㎡)のうち、すでに分譲を終えた70%(514,000㎡)が主に大企業を中心とする産業団地に造成されていることから、残りの敷地には強小企業のための革新拠点として造成し、「大企業・強小企業同伴成長の基盤」となる「マゴク(麻谷)R&D融複合革新拠点構築戦略」を発表した。
2009年に着工した「マゴク(麻谷)産業団地」は、先端研究開発(R&D)を中心とする産業・業務拠点として企画された。2018年4月現在、道路や上下水道などのインフラ整備はほとんど終了した。そして5年間、5大分野(電子・遺伝工学・バイオ・情報通信・エネルギー)に関わる韓国・海外の優良企業136社の入居が確定した。
今後、未分譲地(215,000㎡、全体の30%)の半分の敷地(110,795㎡、全体の15%)に17棟の施設を建設する。▴特許・法律・マーケティングなどのビジネスをサポートする施設「公共支援センター」1か所(3,528㎡) ▴強小企業のみ入居できる「R&Dセンター」15か所(10万㎡) ▴産・学・研技術革新拠点「M-融合キャンパス」1か所(4,495㎡)などがある。
また、約580億ウォン規模の「マゴク(麻谷)発展基金」を新しく設立し、入居した強小企業の研究・開発及び企業間の交流を支援する費用として使う予定だ。展示やコンベンション、文化・芸術、癒しイベントなどが開催できる文化・余暇施設(計64万㎡)も拡充し、労働者や地域住民のための憩いの場として造成する。
ソウル市は、入居企業及び施設が「マゴク(麻谷)産業団地」として適切に運営されているか管理するとともに、R&D事業化などの企業支援を担当する「専門管理団」を26日に発足する。
マゴク(麻谷)型公共R&Dセンターと トジョンスク(挑戦宿) |
公共支援センター(M-ハブ) |
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鳥瞰図 | |
マゴク(麻谷)広場 | ソウル植物園 |