4月12日、ソウル市とソウル大学がケポ(開浦)デジタル革新パークに「都市データサイエンス研究所」をオープンした。
都市データサイエンス研究所は、交通・環境・都市開発などソウルの3大都市問題を解決するための4つの中核課題を3年間研究する。
まず、ビッグデータをもとに都市問題の解決策を提示するための研究システムを設ける。 また、ソウル市の公害と騒音の原因を観察・分析するシステムを開発し、都市ジェントリフィケーション現象を調査して代案を提示する。交通パターンの分析を通じた交通環境の改善研究も進める。
この他にも研究所は大学生、就職活動生などの一般人から専門家まで毎年1千人を対象に、データ人材育成教育も行う。
一方、ソウル市は2013年の通話量と流動人口データを分析し、深夜バス(オルペミバス)路線を導入し、約2千億件のビッグデータを分析し、起業希望者に対してより正確な商圏情報を提供するなど、政策の多くの部分にビッグデータを積極的に活用している。