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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市、ハイチの地震被災地に飲み水「アリス(阿利水)」を支援

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        ソウル市は今年1月12日に中南米ハイチ共和国で起きた大規模な地震で飲水難に直面しているハイチの被災者に、大韓赤十字社を通じて飲み水「アリス」を5万本支援することを決めました。


        江北(カンブク)アリス浄水センターで生産された2L入りの「アリス」5万本は、韓進(ハンジン)海運の船舶で3月24日(水)釜山(プサン)港を発ち、4月26日(月)にはハイチの現地に到着する予定です。



        ソウル市は、1月の地震発生当初からアリス支援策を計画していましたが、陸路および港湾施設の破壊や過剰な運送費用などのため難航していました。今回こうした問題が解決されたため支援を決行する運びとなりました。


        今回の支援は地震の被害で多くの困難に直面しているハイチに対する国際社会の人道的支援が続いている中行われるもので、ソウル市が大韓赤十字社と連携し「アリス」を5万本支援、韓進海運がハイチ現地までの陸上・海上運送を担当することになっています。そしてハイチの地震被災地の住民が直面している飲み水の問題を解決するための人道的な官民共同支援策というところにその意義があるといえます。


        「アリス」は2001年から政府機関や市民が参加するイベントなどに提供されてきました。特に韓国内外の断水地域や被災地域に緊急支援され、大きく役立っています。2008年6月に中国四川省の地震被災地に10万本を支援したほか、昨年9月には台風8号に襲われた台湾南部の高雄県の被災地にも10万本を支援しました。