チャムシル(蚕室)総合運動場の学生体育館脇に、灼熱の太陽から避難して休息することができる緑のトンネルが造成された。37mの長さのトンネルには、天井にも壁にも、ひょうたん、ヘビウリ、コナタウリ(観賞用かぼちゃ)などの伝統作物が豊かに実をつけており、しばしの間、暑さを忘れさせる。プロ野球やコンサート観覧のためにチャムシル(蚕室)総合運動場を訪れる市民や地域住民が緑色の日陰で休息し、都心にいながら田舎情趣も堪能できるスポットになるものと期待できる。
ソウル市はひょうたん、ヘビウリ、コタナウリなど計400本の伝統作物が入り混じった「ひょうたん日陰トンネル」を新しく造成し、市民の訪れを待つ。
ソウル市は、2017年にトンネルを造成し、2018年にはトンネルの天井や通路の左右にひょうたん、ヘビウリ、コタナウリなど計400本を植栽した。
チャムシル(蚕室)総合運動場内には、ひょうたん日陰トンネル以外にも ▲蓮庭園噴水 ▲パークゴルフ場など多彩な市民休息空間があり、多くの人々から愛されている。
蓮庭園噴水はオリンピックメインスタジアムの南門一帯に約480坪規模で造成されており、約10種550本の水生植物を見ることができる。韓国内外からスタジアムに訪れる人々が噴水の涼しげな水しぶきを眺めながら暑さを忘れ、花と一緒に記念写真を撮影する名所として定着している。
パークゴルフ場も都心の中のオアシスとして有名である。木陰をつくる約200本もの木があり、各季節のさまざまな花が満開に咲く場所で、ゴルフを楽しむ市民はその陰で涼しく休むことができる。
また、総合運動場に造成された樹木および花々を背景にチャムシル(蚕室)総合運動場を訪れる韓国内外からの観光客が良い思い出を写真という形に残せるよう、「I・思い出・U」フォトゾーンも運営している。
ひょうたん日陰トンネル1 | ひょうたん日陰トンネル2 |
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パークゴルフ場 | 蓮庭園噴水 |