ソウル市は低品質のダンピング観光商品や押し売り、ぼったくりなど、最近ソウルの観光品質を低下させている違法・不当行為との戦いを宣言した。ダンピング観光を事前に防ぐため、政府や中国大使館などと連携し、無資格ガイドを大々的に取り締まり、摘発した場合は行政処分を下す。最近問題になった押し売り・ぼったくり店舗に対しては点検と教育を同時に行う。
エンデミック後、ソウルを訪れる外国人観光客が増えたことで再び浮上しているダンピング観光商品、ぼったくり、押し売りによる観光客の被害を防ぎ、観光都市ソウルのポジティブなイメージを広めることを目的とする。
これに先立ち、ソウル市はミョンドン(明洞)の化粧品販売店を対象に価格表示義務制の遵守を巡る点検(5月27日~29日)、無資格ガイドの取り締まり(5月30日)を実施し、不適切な店舗などに対しては現場での指導を行った。
※ 2024年1~4月、ソウルを訪れた外国人観光客は401万人(2019年同期比で92.8%回復)