ソウル施設公団(理事長:イ・ジユン)は、ソウル市の公共自転車「タルンイ」のモバイルアプリをリニューアルし、15日からサービスを提供すると発表した。
リニューアルしたタルンイのモバイルアプリは、本人認証の手続きをなくし、携帯電話番号だけで会員登録ができる。また、新規登録者の場合、既存のSNSアカウントで簡単にログインできる機能も搭載される。
そして新規モバイルアプリでは、カカオペイとPAYCOが提供する簡単決済サービスでタルンイの利用券も購入できる。簡単決済サービスに決済情報を登録すれば、指紋認識や決済パスワードの入力だけですぐに決済できる。また、キャンセル、払い戻しの申請なども可能で、進捗状況もアプリで確認できる。
そのほかにも、タルンイアプリのプッシュ通知の受信に同意すれば、カカオトークで受け取っていた貸出・返却情報や貸出所に関する情報をリアルタイムでアプリで確認できる機能も加わった。「設置要請」のメニューからは、市に貸出所の新設も提案でき、自転車の破損/故障箇所を画像上で選択するだけで破損/故障を知らせられる。
タルンイの改善要望や、苦情などはタルンイホームページ(www.bikeseoul.com)やコールセンター(☎1599-0120)で受け付けており、誰もが気づいた点や意見を提案することができる。
ソウル施設公団のイ・ジユン理事長は、「今回リニューアルされたモバイルアプリは、今年5月の1か月間で集まった300人規模の市民モニタリング団の意見を積極的に反映し改善した結果」とし「今後市民が公共自転車のタルンイをもっと便利で安全に利用できるように最善を尽くしたい」と話した。