9月30日(土)に開催される「ソウル世界花火祭り2017」に備えて、ソウル市はヨイド(汝矣島)一帯の交通渋滞を最小化して市民に安全な観覧をしてもらえるよう、対策を設けた。
イベント開催につき、30日(土)14時~21時30分の間、ヨイドンロ(汝矣東路/マポ(麻浦)大橋南端~63ビル前)両方向の道路が統制される。(※花火祭りイベント開催時間:13時~21時30分)
オリンピック大路、ノドゥルギル63ビル進入路も交通状況によって弾力的に統制される予定だ。
これにより、ヨイドンロを経由するバス路線20線は13時~21時30分の間、迂回運行することになり、統制区間に位置するバス停留所4か所は利用できなくなる。
ソウル市は、道路統制により公共交通機関に利用客が集中することに備えて、16時から23時30分まで、地下鉄5・9号線の運行回数を通常より92回増加させ、有事の際に投入される余分の11編成も非常待機させる。イベント会場周辺のバスもイベント開始1時間前と終了時間に集中的に配車する計画である。
お祭り当日、ヨイド駅・ヨイナル駅などのイベント会場周辺の18か所の駅舎には、通常の約5倍の247人の安全要員が配置される。
駅舎内の安全要員は、ホームドアやエスカレーターの誤作動に備えた専門担当管理、プラットホーム・出入口・階段における秩序管理、一回用交通カードの発給方法やイベント会場への移動ルートの案内などを担う。
また、乗客が一度に集中することを考慮して、交通カードの臨時販売所の設置とコンビニ特別販売も実施する。駅舎外部に臨時お手洗いも追加設置される。
イベント当日の午後3時~午後7時、午後8時~午後10時には、一帯の道路と地下鉄駅舎内ではひどい混雑が予想されるため、なるべくこの時間帯を避けて移動し、また一回用交通カードを利用する乗客は帰宅用カードを予め購入しておくとよい。
一方、最も多くの観覧客が利用するヨイナル駅(5号線)は、安全のため、混雑度によっては無停車通過するか、または出入口が閉鎖される可能性もある。
統制区間および臨時変更される公共交通情報は、ソウル交通情報センターホームページのトピス (http://topis.seoul.go.kr) にて確認できる。
地域別 | 路線番号 | |
---|---|---|
ソウル市 (16線) |
市内バス (14線) |
261, 262, 360, 461, 662, 753, 5534, 5615, 5618, 5633, 5713, 6623, 7611, 7613 |
マウルバス(2線) | ヨンドゥンポ10、ヨンドゥンポ11 | |
キョンギ(京畿)バス (4路線) |
108, 10, 700, 7007-1 |
「ソウル世界花火祭り2017」イベント会場周辺の地下鉄利用支援計画
1. 9号線 タンサン~シンノンヒョン 列車特別運行(74回) |
2. タンサン(安全要員配置) |
3. ヨイド(安全要員配置) | 4. 63ビル |
5. セッカン(安全要員配置) | 6. ノリャンジン(安全要員配置) |
7. ノドゥル(安全要員配置) | 8. トンジャク(安全要員配置) |
9. 5号線上り線・下り線 運行回数増加(18回) |
10. シンギル(安全要員配置) |
11. 弾力的に列車の無停車通過 ヨイナル(安全要員配置) |
12. マポ(安全要員配置) |
13. コンドク(安全要員配置) | 14. ヨイドンロ(汝矣東路)経由 市内・マウルバス臨時迂回 |
15. シニョンサン(安全要員配置) | 16. イチョン(安全要員配置) |