- ソウル市、ソウルグルメの多様性と特別さを堪能できる100ヵ所のレストラン&バーを選定
- 韓国料理のみの単調な構成ではなく、洋食・アジアン・バー・カフェーなども追加…グローバルトレンドを反映
- 選定された100選の中から有名なレストラン(10ヵ所)とホテル(2か所)、「ソウルグルメ週間(11.11~15日)の間、デリバリー・ドライブスルーで特選メニューを限定販売する『ソウルレストラン@ホーム』を開催」
- 「世界的なグルメ都市、ソウル」を代表するグルメ都市のガイドブック、ソウル観光の活性化をけん引すると期待
最近、世界的にK-Pop・K-Food・K-Contentsなど韓流文化への関心が高まっている。こうした中、ソウル市が、ソウル観光を代表する未来の稼ぎ頭として「ソウルのグルメ」を挙げ、「レストラン&バー100選」を新たに選定した。ソウル市は、今回選定した「レストラン&バー100選」を載せた「ソウルグルメガイド」を制作したが、ソウルならではの多様かつ特別なグルメ文化を楽しめる観光コンテンツとして積極的に活用する計画だ。
今回の「レストラン&バー100選」は、「世界的なグルメの都市、ソウル」をアピールして、ソウル観光をけん引できる世界性・専門性・話題性などを踏まえて選定された。特に、韓国人にはありきたりな韓国料理のみの単調な構成から脱して、洋食・アジア料理・カフェー&デザートなどソウルで楽しめる7つの様々なカテゴリーでメニューを構成したというのが最も大きい特徴だ。
選定には、フードコンテンツ専門家・外食トレンド専門家・シェフ・グルメ旅行家及びメディア開発者など様々な分野の専門家がパネルとして参加して、公正性を高めた。専門家らは、ソウルのグルメの特徴として「スピディーなトレンドの変化」を挙げた。それに加えて、変化をセンシティブに受け入れる消費者とレベルの高い個人ブランドの登場によって、多様性と競争力を有するグローバルレベルのグルメ文化が作られたと分析した。
選定に参加したチェ・スグン韓国調理博物館長は、「レストランは、疲れ果てて癒しを求める現代人においしい料理を通じて憩いと癒しを提供する所だ。暮らしの活力を取り戻し、人と人をつなぐ場所でもある。韓国の首都、ソウルのグルメも伝統と現代を、韓国と世界をつなぐグルメ文化に発展しており、これからも持続的な努力が必要だ」と感想を明かした。
一方、ソウル市は、11月11日(水)から15日(日)まで、新たな跳躍の準備に向けて枠にとらわれない非対面「ソウルグルメ週間(Taste of Seoul)」を開催し、ソウルのグルメ文化の多様性と優秀性をアピールする「ソウルレストランウィーク」を行う。コロナ禍によって大きな打撃を受けている観光及び飲食業界と一緒に危機を乗り越えるためだ。
イベント期間中、有名シェフが参加する動くグルメ「ソウルレストラン@ホーム」を進行する計画だが、普段はデリバリーサービスを提供しない高級レストランの料理を自宅や職場で楽しむことで癒されるというのがイベントの柱だ。
ソウルレストラン&バー100選
区分 |
日付 |
地域 |
参加企業 |
シェフレストラン
デリバリー
(10ヵ所) |
11月11日(水) |
龍山区(ヨンサング) |
グランアムール・休135 |
11月12日(木) |
中区(チュング) |
珠玉(ジュオク)、ゼロコンプレックス |
11月13日(金) |
鍾路区(チョンノグ) |
韓食空間、レストランオンジウム |
11月14日(土) |
江南区(カンナムグ) |
ジョンシクタン・ミングルス |
11月15日(日) |
瑞草区(ソチョグ) |
スワニイェ・テーブルポポ |
ドライブスルー
(2か所) |
11月11日(水)~15日(日) |
|
グランドインターコンチネンタル ソウルパルナス(江南)
ホテルソウルドラゴンシティー(龍山) |
それだけでなく、海外でもソウルのグルメを堪能できる「ライブクッキングクラス(11.13~14)」を準備、ソウルの有名なスターシェフ(韓食空間:チョ・ヒスク、ミングルス:カン・ミング)の料理教室が繰り広げられる。ヨーロッパ現地の韓国文化院(イタリアのローマ、ベルギーのブリュッセル)とコラボレーションする今回のクッキングクラスは、ZOOMやYouTubeを通じてリアルタイムで配信される。番組別の詳しい内容と日程は、11月3日(火)からソウルグルメ週間のホームページ(tasteofseoul.visitseoul.net)で確認できる。
ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「伝統と現代の共存及び自然と先端の調和が相まって、味と赴きが文化とともに溶け込んでいるソウルのグルメは、すでに世界と肩を並べられるレベルに達している。今後、新型コロナウイルスの感染拡大が収まり、ソウルを訪れた方々が今回に選定された100選のメニューとソウルグルメガイドを通じて、ソウル観光の魅力をたっぷりと感じられることを願う」と述べた。