ソウル市は、温室効果ガス排出量の68%を占める建物部門の温室効果ガスの削減対策として、エネルギー効率施設への改善工事費を低利融資で支援する「エネルギー効率化事業」を拡大支援する。
建物エネルギー効率化事業(Building Retrofit Project)は、建物の断熱建具、断熱材、冷・暖房資機材、LED照明などを高効率な資機材認証製品で施行し、エネルギーの利用効率を向上させる事業だ。
ソウル市は、特に2020年は建物全体のエネルギー効率改善はもちろん、エネルギー生産まで考慮したゼロ・エネルギー・ビル(Zero Energy Building)への転換を目標に、エネルギー効率化事業を推進する計画だ。
融資申請はホームページ(
https://brp.eseoul.go.kr/FUND/)を通じて受付し、毎月審議を経て対象を選定する。工事完了後には約定された金融機関の融資手続きに従って工事費の支援を受けることができる。