- ボゴタ市のバス・地上鉄道・ライトレール・ケーブルカーなどを総合的に管理できる統合交通システムを輸出、8月31日に事業契約を締結
- 2011年度の交通カードシステム輸出に続く、20年の歴史を持つソウル市交通乗換連携ノウハウの共有
- 国際公共交通連合UITP AP OAPの議長都市として活躍…ネットワークの構築及び民間企業の進出チャンスを確保
ソウル市は、コロンビアの首都・ボゴタ市との間で、統合交通システムのコンサルティングに向けた事業契約を締結したことを発表した。
現在、ボゴタ市の主要交通手段はBRT(幹線急行バスシステム)であるが、将来的に地上鉄道やライトレールなど交通手段を拡大させることを計画している。今回の事業を通じて、ボゴタ市では各交通手段間での乗り換えなど、有機的な連携のためとなる次世代統合交通システムの構想を目標としており、ソウル市は約20年の歴史を有するソウル市の統合料金及び無料乗換制度などの政策経験について積極的に共有する予定である。
ソウル市は、アジアを代表する公共交通機関の優秀都市として認められており、国際公共交通連合アジア・太平洋地域政府機関委員会(UITP AP OAP)の議長都市を担っているだけでなく、2023年からは国際公共交通連合政策委員会(UITP Policy Board)の韓国代表の地位を歴任し、交通政策中心の国際協力ネットワークの構築にも積極的に取り組んでいる。
ソウル市-ボゴタ市の関係者懇談 (6月23日)