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プレスリリース

  • ソウル市、コロナ禍の市場に光明 「ネット販売」1年で売上63億ウォン

  • プレスリリース SMG 446
    • 2020年4月の事業開始以来、売上は右肩上がり。昨年12月以降、月9億ウォンを突破
    • ソウル市内の71市場のネット販売開始、年内に70市場を追加するなど、売上増大+消費者にも便利
    • 3大プラットフォーム(NAVER、クーパンイーツ、noljang)で利用可能。6月中旬にウィメプオーも
    • 最短20分から注文当日に配送。1つのサイトで様々な店の商品を一度に購入可能
    • さらなる出店者も募集。商人会から区に申請

     大手企業の市場への進出と老朽化した施設、勝手の悪さなどで経営が難しくなっていた市内の市場が、新型コロナウイルスの長期化でさらなる苦境に追い込まれている。そんな中、相対的に売上を伸ばし、活気づく市場もある。消費トレンドの変化と新型コロナウイルスによるネット販売の好調に乗り、ネット販売と配達サービスを導入したことが功を奏した。

    <2020年4月の開始以来、売上は右肩上がり。昨年12月以降、月9億ウォン以上>

     ソウル市は、昨年4月から「市場のネット販売」事業の推進を開始。その結果、開始から1年(2020年4月から2021年4月)で売上63億ウォンを達成したと発表した。昨年12月以降、毎月9億ウォンを上回る売上を計上するなど、ネット販売が市場の新たな販路に定着し始めている。 ネット通販を利用する消費者も増えた。昨年4月は52件だったが、10月には1万2166件、今年1月には5万2170件に増えるなど、注文件数を着実に伸ばしている。  現在、ネットでの購入が可能なソウル市内の市場は全71市場。市は、年内にさらに70市場を追加し、消費者に買い物の幅を増やす一方、市場の売上増大も狙いたい考えだ。 現在、ネットでの購入が可能な市場は▴(オンライン、モバイル)NAVER地元の市場で買い物▴(アプリ)クーパンイーツ▴(アプリ)noljangの3大プラットフォームに出店しており、▴6月中旬にはウィメプオーでも一部市場の商品を購入できるようになる。

    <最短20分から注文当日に配送。1つのサイト内で様々な店の商品を一度に購入可能>

     市場のネット販売は、市場が出店しているプラットフォーム(NAVER地元の市場で買い物、クーパンイーツ、noljang)で欲しい商品を購入すると、最短20分から注文当日までに自宅に届くシステムだ。  ネットショッピングが脚光を浴びる理由は、様々な店の商品を1つのサイト内で一度に注文でき、自宅まで届けてもらえるためだ。例えばA店でキムチ、B店で果物、C店でトッポッキを注文すると、配送担当者が各店を回って利用者が注文した商品を受取り、箱に入れて自宅に届ける。

    <新規出店者募集、区への申請は商人会から>

     ソウル市は、ネット通販サイトへの出店をさらに進め、年内にさらに70市場を追加して、店舗数を現在の2倍に増やす計画だ。  出店した市場については、通販サイトへの販路開拓をはじめ、自力で変わりゆく消費形態に合わせた販売ができるよう、体系的な教育と多面的な支援を行う予定だ。  ソウル市のカン・ソク小規模自営業者政策担当官は「流通大手の隙間で商売をするのではなく、市場が時代の流れに合わせて販路を開拓できるよう後押しするのがネット販売事業の目的である」としながら、「新型コロナウイルスの長期化や消費トレンドの変化で今後も増加し続けるであろうオンラインショッピングが、市場にも根付くよう密着支援をしていきたい」と語った。
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