ソウル市が世界主要都市の金融競争力を評価する「国際金融センター指数(GFCI)」で、133の都市のうち、10位を記録したと発表。これは、パリ(14位)、北京(15位)、東京(19位)よりも高い順位である。
国際金融センター指数(GFCI)は、英コンサルタントのZ/Yenが2007年から世界の100以上の都市·地域を対象に、国際金融競争力を評価し、毎年2回(3月及び9月)に公表する。Z/Yenは、3月21日(木)18時、ウェビナーを開催し、「 金融センター指数報告書(GFCI35)」を発表した。
GFCI(Global Financial Centres Index)指数
今回のGFCI35報告書によると、ソウル市は、昨年9月にまとめた国際金融センター指数の総合ランキングの11位より1つ上がった10位を記録。これは、ソウルが汝矣島を中心に金融センター活性化政策を着実に展開してきた結果である。
また、市は5つの評価項目いずれも上位15位内にランクし、有意義な成果を収めた。ソウル市の順位は、ビジネス環境13位、人的資源7位、インフラ10位、金融都市(セクター)開発13位、評判12位である。
今回の国際金融センター指数(GFCI)における「フィンテックランキング」も昨年9月より1つ上がった10位となり、デジタル金融都市ソウルのステータスをあげた。
ソウル市のイ·ヘウ経済政策室長は、「今回の国際金融センター指数(GFCI)におけるランクアップは、最近ソウルが持っている国際金融都市としての魅力と競争力が十分反映されたことである」とし、「ソウル市は、これからも多くの海外企業と資本、人材が集まるグローバル金融ハブとして、ステータスを高めていきたい」と述べた。