ソウル市が、インフルエンザ患者の急増を受けて、全市民を対象とする「マスク自律着用キャンペーン」を展開するなど、積極的な予防措置に乗り出した。同時に、高リスク群を保護するため、ワクチン接種対象の拡大を支援する。
ソウル市は、先週(12月第4週目)インフルエンザ感染の疑いがある患者が急増したことを受けて、2016年以来最大規模で発生しているインフルエンザの地域社会への拡散を遮断し、市民自らが感染病予防規則を実践できるよう、ソルラル(旧正月)連休前の約2週間(1月13日~1月27日)、 「ソウル市マスク自律着用キャンペーン」を集中的に実施すると発表した。
<マスク自律着用の実践心得>
‣ 病院及び医療機関に来院するとき
‣ 公共交通機関(地下鉄、バスなど)を利用するとき
‣ 感染に弱い場所を訪問するとき
‣ 大勢の人がいる密閉空間を利用するとき
また、ソウル市は、高リスク群が利用する自治区の区立密接接触施設の従事者にまで、インフルエンザ予防接種の支援を拡大する。
無料接種の対象を、生後6か月以上~13歳以下の子ども、妊産婦、65歳以上の高齢者から、区立保育園、区立高齢者福祉施設、公共産後ケア施設の従事者にまで拡大して、インフルエンザの感染を最低限に抑える。予防接種は、2025年4月30日まで実施される。
対象者は、ソウル市内の委託医療機関4,594か所を訪れ、身分証明書と証明書類を提示すると予防接種を受けられる。詳細については、予防接種トウミホームページ(https://nip.kdca.go.kr)にて確認できる。
*外国人登録番号がある外国人も対象に含まれる。
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が10日(金)、ソウル市医師会のファン・ギュソク会長と面談し、呼吸器疾患の解決策を模索している。
インフルエンザ予防接種ポスターdf