- アリスの水質検査2023年350項目に拡大、最高レベルの水質管理
- 世界保健機関(WHO)推奨の2倍、飲料水水質基準の約6倍、韓国最多項目を実施
- 美味しいアリスのため「味・匂い物質警報制」を独自運営して品質管理
ソウル市は、市民の健康と直結するソウルの水道水アリスを市民が信頼して飲めるよう、原水から各家庭の水栓まできめ細かな水質管理安全網を強化することを目標としている。
ソウル市は、法定検査項目には含まれないが、毎年市民の関心が高まる物質や管理する必要性がある物質を「未規制新種物質」に選定して、先行検査を強化している。2023年も、残留医薬物質3項目、産業用化学物質2項目を含めた5項目を追加して、原水と浄水に対して全175項目の検査を実施している。
ソウル市は、アリスの取水源であるハンガン(漢江)の水質管理から徹底的に監視している。ハンガン(漢江)16地点で生物化学学的酸素要求量(BOD)を含めた30項目の検査を実施している。また、パルタン(八堂)、カンブク(江北)、アムサ(岩寺)、ジャヤン(紫陽)、プンナプ(風納)の5か所の取水地点に対しては、法定検査項目38項目よりも多い235項目に及ぶ管理を厳しく行っている。
最高レベルの水質管理だけでなく、ソウル市は水の味に影響を及ぼす匂い除去にも取り組んでいる。匂いのない水道水を供給するため、独自で「味・匂い物質警報制」を運営している。原水から味・匂いを誘発する物質が管理基準を超過して流入される場合は、浄水処理工程の運営と水質検査周期を強化して、先手管理を行っている。
ソウル市の飲料水水質検査は、原水、浄水、ペットボトル・アリスなどを対象に項目別に月間、四半期別、年間周期で実施されている。アリスが市民に供給される配給過程の水質も、24時間516地点でリアルタイムで自動測定されており、結果はソウル市上水道事業本部ホームページとアリスマップを通じて市民に公開されている。
わが家のアリス水質が気になる市民のため、申請すると家庭を訪問して無料で水質検査を行う「アリス品質確認制」サービスも提供しており、安定性を再度検査・確認している。