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文化/観光ニュース

  • ソウル市、アジア初「ソウルのカトリック教会巡礼路」で世界的な徒歩観光スポットへ

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    ソウルのカトリック教会巡礼路

    アジア初の教皇庁公式国際巡礼地として、ソウル市の「ソウルのカトリック教会巡礼路」が正式に宣布された。カトリック教会ソウル大司教区が主催し、ローマ教皇庁の大司教が参加した宣布式で、国際巡礼地としての承認が公式化された。

    ソウル市は、全長44.1kmの「ソウルのカトリック教会巡礼路」に含まれた巡礼地の一部と周辺の観光名所を連携し、「解説があるソウル巡礼路」3つの徒歩観光コースを新しく開発した。プクチョン(北村)巡礼路の場合はクァンファムン(光化門)諡福跡からスタートしてチョゲサ(曹渓寺)、カトリック・カフェドン(嘉会洞)教会を回り、ハンガン(漢江)巡礼路の場合はマポ(麻浦)グルメ通りがあるマポ駅からスタートしてチョルドゥサン(切頭山)殉教聖地へつづく。

    「解説があるソウル巡礼路」の3つのコースは、▴プクチョン(北村)巡礼路(3km、2時間所要)、▴ソソムン(西小門)巡礼路(4.5km、3時間所要)、▴ハンガン(漢江)巡礼路(4km、2時間30分所要)だ。ソウル文化観光解説士の深みある解説を聞きながら約2~3時間にかけてじっくり回れるコースで、カトリック信者だけでなく一般観光客も宗教的な拒否感なく楽しめる観光コースになるよう企画された。

    • プクチョン(北村)巡礼路: 2014年フランシスコ教皇が訪問した当時、殉教者124位の列福式が行われたクァンファムン(光化門)諡福跡からスタートして、チョゲサ(曹渓寺)、インサドン(仁寺洞)、ウンヒョングン(雲峴宮)老楽堂、カトリック・カフェドン(嘉会洞)教会を回る。
    • ソソムン(西小門)巡礼路: 韓国カトリック教会の草創期と近代建築物の美しさを同時に見学できるコースだ。カトリック教会共同体の発祥地であるミョンドン・ソンダン(明洞聖堂)からスタートして、美しい近代建築物の大韓聖公会・ソウル主教座聖堂とソウル市立美術館を回る。
    • ハンガン(漢江)巡礼路: 賑やかなマポ(麻浦)グルメ通りがあるマポ駅からスタートして、マポ(麻浦)地下通路を通り過ぎ、静かなハンガン(漢江)道を歩く。最後に出会うチョルドゥサン(切頭山)殉教聖地とヤンファジン(楊花津)外国人宣教師霊園では、殉教者たちの足跡を感じることができる。

    「解説があるソウル巡礼路」は、ソウルウォーキングツアーのホームページ (http://www.visitseoul.net/) で事前予約した上で参加できる。(*韓国語・英語・中国語・日本語の4か国語対応、参加費無料)