ソウル市が、市民が日常で実践できる「ソウルの窓を開けよう」換気キャンペーンを実施する。
最近4か月間、ソウル市の新型コロナウイルス感染者のうち3割が、空気の入れ替えの不十分な施設内で発生するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた積極的な換気の重要性が強調されている。
そのためソウル市は、「ソウル型換気生活の心得」勧告案を発表し、ソーシャル・ディスタンシング第2段階の3週間延長とともに実践キャンペーンを大々的に繰り広げる。
騒音など特別なクレーム要素がない以上、窓と出入り口は常時開放しておくが、常時開放するのが困難な施設は、1時間ごとに10分以上換気するよう勧告する。また、窓のない地下や窓の開放が困難な施設は、通路とつながる窓と出入り口を開放し、換気扇も頻繁に稼働させる。冷暖房機を稼働させるときは窓の一部を開放することを推奨している。
飛沫が多く発生する室内体育施設は、換気の回数を増やして営業開始直前・直後に15分以上窓をすべて開放して換気するようにした。これまで別途に防疫心得を設けなかった一般家庭の場合は、マスクを着用しないまま会話が頻繁に行き交う空間なだけに、定期的に換気をするよう勧める心得が加えられた。
この換気キャンペーンは、特別防疫週間の延長とともに、新型コロナウイルス感染症の集団感染において、最も危険な空間である密閉施設内での感染リスクを最小限に抑えるため繰り広げられる市民共同行動キャンペーンである。全国的な新型コロナウイルス感染拡大を阻止するため、ソウル市は総力を挙げる方針だ。
ソウル市、『1時間ごとに10分以上窓を開けよう』換気キャンペーン実施
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