ソウル市は、ビジネスソーシャルネットワークサービスのリンクトイン(linkedin)に「ソウル市投資誘致のための公式アカウント(
http://www.linkedin.com/company/invest-seoul)」を開設し、世界の潜在的な投資家を対象に1対1のターゲットマーケティングを推進する計画だ。
ソウル市は、リンクトインを通じて世界中の潜在的投資家を発掘し、ソウルの投資環境と魅力を集中的に広報する計画だ。
リンクトインは、「ビジネスソーシャルネットワーク」という名声にふさわしく、会員の約50%が管理者(Manager)クラス以上であり、平均年俸も10万7千ドルであることが知られており、ソウル市はこのような企業内の意思決定権者や投資の専門家と緊密なネットワークを結び、集中的にターゲットマーケティングを実施する計画だ。
また、既存のオフライン・マーケティングに比べて時間と空間の制約なしに数万人の投資家とのネットワークが構築でき、継続的なコミュニケーションが可能だという長所も積極的に活用する予定だ。
また、ソーシャルメディアの利点を100%活用し、関心がある投資家の問い合わせに即座に対応し、投資誘致プロジェクトの進行状況に関する情報を迅速に提供するなど、ソウルのビジネスチャンスを積極的に紹介する。
特に、ソウルの投資誘致広報の内容を、既存の「ビジネスおよび生活環境中心」から、麻谷地区投資誘致プロジェクトや汝矣島ソウル国際金融センター(SIFC)のようなソウル市個別のプロジェクトの広報に方向転換し、新しいアプローチも試みている。
これと共にソウル市は、有力都市を対象に実施している投資誘致説明会や博覧会にも積極的に参加するなどIR活動も並行し、より多くの潜在的投資家に「投資最適地ソウル」を知らせ、様々な投資家の接触チャネルを確保する計画だ。
また、従来から行っている様々なオンラインプロモーションも継続的に推進し、「オン‧オフライン統合マーケティング(IMC)」の拡大を通じ、ソウルの投資誘致の魅力を世界にアピールする。
ソウル市リンクトインホームページの画像および関連写真資料