ソウル市は、「1人世帯」にとって必要な生活情報・政策情報を相談を通じて提供し連携する自治区の「1人世帯支援センター」を、2022年の年末までに合計24か所に拡大する。
「1人世帯支援センター」専属の相談スタッフも現在の35人から、2022年中に60人にまで2倍近くに増員する予定で、オンライン・オフラインによる専門のカウンセリングから1人に特化したプログラムの発掘・実施等について支援する。
またソウル市は、各自治区の持つニーズを反映して、2022年新しい共通プログラムを発掘・拡大する計画である。すべての「1人世帯支援センター」において、財務管理、老後設計、負債管理などのさまざまな経済教育プログラムを新しく編成する。
これに合わせて、この春(2022年3月~5月)には単身世帯の健康かつ幸福なシングルライフ実現のための「119の1人世帯カスタマイズ型プログラム」をオンライン・オフラインにて公開する。
「1人世帯プログラム」は、22の自治区ごとに「1人世帯支援センター」にて募集・実施される。単身世帯にとって最も必要である社会的ネットワーク、健康、安全、経済など5大分野を中心に編成した個別のプログラムに、事前に申し込むことで参加することができる。
単身世帯が共通の関心対象に基づくサークルを作ることができるよう支援し、デジタル、ペット、運動、美術などの教育及びレジャー・文化プログラムがここに含まれる。
ソウル市の単身世帯であればプログラムに参加することができる。詳しい申込日程や方法については、「ソウル市1人世帯ポータル(
https://1in.seoul.go.kr)」や管轄の1人世帯支援センター(02-120)に問い合わせることで確認できる。
ソウル市は、単身世帯の誰もが自宅の近くで負担を感じずに多彩なプログラムを利用できるよう、需要者に合わせたカスタマイズ型プログラムを今後とも開発・提供していく計画だ。