2018年に青少年修練館、図書館、福祉館など青少年・女性が利用する11か所の公共機関に非常用ナプキンを配置した結果、利用者と運営機関の両方ともにおいて高い満足度を示し、当初心配された濫用もなされなかったことが分かった。そこでソウル市は、2019年には非常用ナプキンを配置する機関を200か所に大幅拡大し、民間でも非常用ナプキンの配置文化が広まるよう様々なキャンペーンを行う。
ソウル市が2018年10月からモデル事業を実施した結果、非常用ナプキン支援モデル事業の利用者満足度は4.42点(5点満点)であり、11のモデル事業運営機関によるアンケート調査の結果としては満足(10)、普通(1)、不満足(0)という結果となり、全機関が2019年にも事業に参加したいという意向を示した。
3か月間のモデル事業中において、11の機関にて計2,901個が使用(1日平均3.68個)され、当初心配された濫用はなかったことが分かった。
これに先立って、市は、2018年のモデル事業の前に市民の意見を聴取するためのオンライン討論及びアンケートを実施している。公共機関に非常用ナプキンを配置する事業に対して市民の92%が賛成し、女性はナプキンがなくて困ったことがあるのが一般的(84.9%)という調査結果が導かれた。
これにより、市は2019年に5億ウォンの予算を編成して青少年修練館、職業体験センター、女性発展センター、福祉館、図書館など青少年・女性が主に利用する200の機関にも拡大することを決定した。
ソウル市は事業機関を確定した後、ソウル市の地図(
http://map.seoul.go.kr)にナプキン配置場所を表示して市民が気軽に利用できるよう広報する計画だ。また、すべての地域に非常用ナプキン配置文化が広まることができるよう、多彩なキャンペーンなどを進行する計画だ。
○ モデル事業運営機関の現況(11か所)
モデル事業運営機関の現況(11か所)
連番 |
機関名 |
類型 |
所在地 |
1 |
市立美術館 |
無料型 |
チュン(中)区 |
2 |
ソウル女性プラザ |
無料型 |
トンジャク(銅雀)区 |
3 |
中部女性発展センター |
無料型 |
マポ(麻浦)区 |
4 |
テファ(泰和)キリスト教社会福祉館 |
無料型 |
カンナム(江南)区 |
5 |
ソウル図書館 |
コイン型 |
チュン(中)区 |
6 |
ソウル歴史博物館 |
コイン型 |
チョンノ(鍾路)区 |
7 |
ソウル市立科学館 |
コイン型 |
ノウォン(蘆原)区 |
8 |
北ソウル美術館 |
コイン型 |
ノウォン(蘆原)区 |
9 |
クァンジン(広津)青少年修練館 |
コイン型 |
クァンジン(広津)区 |
10 |
クロ(九老)青少年修練館 |
コイン型 |
クロ(九老)区 |
11 |
チュンナン(中浪)青少年修練館 |
コイン型 |
チュンナン(中浪)区 |
首爾市「應急衛生棉滿意度高」,今年將增加至200處
無料販売機 |
無料販売機を利用する様子 |
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コイン |
コインボックスおよび案内板(案内デスク) |
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