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経済ニュース

  • ソウル市、「第4次産業革命ファンド」500億ウォン造成、中小やベンチャー企業に本格投資

  • ソウル市総合ニュース SMG 905
    ソウル市は第4次産業革命に関連し、創業初期の企業を支援するための「第4次産業革命ファンド」500億ウォン(存続期間8年・投資4年)を造成した。これは最初の目標を早期に200%超過した金額であり、有望な創業企業・ベンチャー企業・中小企業を対象に上半期に本格的な投資を始める予定だ。 創業初期の企業がデスバレーを克服できるよう、ソウル市は2018年から2022年まで7つの分野における総額1兆2千億ウォンの「ソウル市革新成長ファンド」を造成しているが、「第4次産業革命ファンド」はそのうちの一分野にあたる。 今回造成完了した「第4次産業革命ファンド」は、資本金2億~10億ウォン未満の創業初期の企業(シリーズA段階)に投資される。500億ウォンのうち80%以上は第4次産業革命分野の企業を対象に投資され、そのうち260億ウォン以上は5G、AI、ブロックチェーン、ビッグデータなどのいわゆるICT DNAを中心に投資される。特に100億ウォン以上をソウル市所在の第4次産業革命分野の中小企業またはベンチャー企業に投資する。 ソウル市の出資金額は20億ウォン。韓国成長金融や他の民間からの投資資本を集め、企業に投資できる資本総額500億ウォンの「レバレッジ効果」を最大限に高めたファンドといえる。 ソウル市所在の創業企業別初期投資額は10万7千ドル。これはグローバル都市平均投資額の約1/3(28万4千ドル)の金額である。そこでソウル市は、創業初期の企業を成功へと導く誘い水になるファンドを積極的に造成し、有望企業に投資することで革新的なベンチャー企業をサポートする計画だ。 中小ベンチャー企業部が発表した「2018年ベンチャー投資動向」によると、韓国内のベンチャー投資額は持続的に増加しているものの、ソウル市と海外都市のベンチャー投資額を比較した場合、ソウル市の初期投資総額8,500万ドルは、グローバル平均投資総額の1/10(8億3,700万ドル)に過ぎない。各企業への投資と初期投資の両面において持続的な投資拡大が必要といえる。 *根拠資料:Startup Genome、Global Startup Ecosystem Report 2019 ソウル市革新成長ファンドの7つの分野のうち「文化コンテンツファンド」においては、最初の目標150億ウォンに対し267%増の400億ウォンを2019年の初めに達成、3月から投資を始め、第1号投資企業が誕生した。 現在その他にも、アニメーション、文化、WEBTOON、ゲーム、キャラクターとVR/AR、人工知能、ホログラム、AD Techなどを対象に積極的な投資を実施している。
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