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プレスリリース

  • ソウル市、「町内見守り団」と共に孤独死のリスクを減らす

  • プレスリリース SMG 327
    • 福祉死角地帯の解消や孤独死の予防に向けて活動する「町内見守り団」…1200人の団員の選抜に、運営期間も拡大
    • 地域住民が公務員と共に町内の単身高齢者の安否を定期的に確認(電話・訪問)するなどのケアサービスを展開
    • 孤独や寂しさを解消するための散策、趣味活動などへの付き添いも…社会的関係網の形成をサポート

    ソウル市は、今年の「町内見守り団(ウリドンネ・トルボム団)」活動を通じて、よりきめ細かい福祉セーフティーネットを構築すると発表した。

    「町内見守り団」は、2017年に10の自治区で活動開始後、2021年から活動範囲を25の全自治区に拡大し、単身高齢者など自治区が定める「ケア弱者」を支えてきた。さらに2022年には、主なケア対象を孤独死の可能性が高い「孤独死危険世帯」と明示し、活発に活動を展開していた。

    ソウル市は、2023年から「町内見守り団」の運営期間を1年中に拡大し、抜け目のない福祉網を整えていく考え。2022年までは毎年3月から活動を開始してきたが、今年は1月から活動を始め、ケアが行われない期間を最小限にし、 孤独死危険世帯などを対象に定期的に安否を確認するケアサービスを行う。

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    安否確認電話(龍山区) 安否確認訪問(蘆原区) 生活用品の伝達(麻浦区)
    安否確認電話(龍山区) 安否確認訪問(蘆原区) 生活用品の伝達(麻浦区)
    今年の町内見守り団の人数は計1200人を想定しており、自治区別にそれぞれの日程に合わせて募集を開始する。見守り団員のうち1180人は洞住民センターに、残りの20人は5つの「チョクパン相談所」に配置され、孤独死危険世帯に対して、福祉公務員とともに週1回の定期的な安否確認(電話、訪問)を行うことになる。

    *「チョクパン」とは、5階建て未満の低層建物の中で、部屋を小さいサイズに分けて複数の人が暮らせるようにしたもので、主に低所得者が暮らしている。

    また、安否確認を通じて個別世帯の危機的状況を詳細に把握し、▲公的給与の支援(基礎生活保障法上需給の申請)、▲緊急福祉の支援(中央政府、ソウル市)、▲民間サービス(寄付金、生活用品)との連携など、様々な福祉サービスも推進する予定だ。

    見守り団員が孤独死危険世帯と同じ地域に住んでいる住民であることを活用し、その世帯の孤独や寂しさを解消できるよう、社会的関係網の形成事業にも積極的に参加する。

    キム・サンハン福祉政策室長は「孤独死危険世帯のような脆弱層が社会的に孤立されないよう、官民が力を合わせて関心を寄せ続けることが大事」としながら「町内見守り団を年中運営することで、孤独死危険世帯の方々が孤立した中で危機的状況に遭うことが起きないよう、自治区と協力してその方たちの生活を支えていきたい」と述べた。

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