2017年11月30日、地下鉄9号線労働組合のストライキ開始にともない、ソウル市は市内バスの予備車両とシャトルバスを投入するなど、非常輸送対策を稼動させた。ストライキ予定期間は、11月30日から6日間だ。
ソウル市は、ストライキが開始される11月30日から25駅の駅舎に各2人ずつ職員を配置し、正常運行の有無を現場で点検する計画だ。正常運行が困難な場合に備え、通勤時間の代替輸送力を高めるための段階別対策も設けた。
非常輸送対策 : 出勤・帰宅時間帯に集中的に実施
- □ ソウル市内バスの運営拡大
- ○ 46路線に予備車両62台を投入
- – ノリャンジン(鷺梁津)、ヨイド(汝矣島)、コソク(高速)ターミナル、タンサン(堂山)、カヤン(加陽)、ヨムチャン(塩倉)、ククェウィサダン(国会議事堂)、トゥンチョン(登村)、シンノンヒョン(新論峴)、ポンウンサ(奉恩寺)を中心に経由
- □ シャトルバスの運行
- ○ 長距離レンタルバス(6時から9時まで、7~10分間隔で運行)
- – ケファ駅~ヨイド駅(7駅、31.4km) 片道14台を運行
- – チョンハブンドンジャン駅~ヨイド駅(9駅、36km) 往復26台を運行
- ○ 短距離レンタルバス(7時から9時まで、5分間隔で運行)
- – カヤン駅~タンサン駅(直通、5.9km) 往復12台を運行
- – ヨムチャン駅~タンサン駅(直通、3.1km) 往復8台を運行
- ⇒ 市民に知らせるため駅舎に案内文を掲載し、案内放送を実施中
- □ 通勤のためのカスタムバス「タラムジバス」の運行時間を1時間延長(6時から9時まで)
- ○ 8761番路線、クァンフンチャン駅~ククェウィサダン駅(8.5km)、4台運営
- ○ 8551番バス、ポンチョン駅~ノリャンジン駅(12.3km)、5台運営
地下鉄9号線のストライキは、2017年12月5日に終了いたしました。