- 善決済商品券の利用先が塾などを含む約13万ヶ所に大幅に拡大
- 善決済商品券は20日から、決済金額の10%をさらに還元
- 使用期限を当初の1月末から3月末まで延長し、消費者の利用機会を拡大
ソウル市が昨年12月28日から発行している「善決済商品券」の利用先が大幅に増え、新型コロナウイルスの感染拡大で特に被害を受けている業種で決済する場合には、さらに10%の還元が受けられる。
ソウル市は、これまで善決済キャンペーンに参加する事業者でのみ利用可能だった善決済商品券の利用制限を改善し、キャンペーンへの参加の有無にかかわらず、新型コロナウイルス警戒レベルの引き上げによる集会の禁止や営業時間制限によって売上に大きな打撃を受けた小規模事業者も対象に含めることにした。
また、消費者の利用率を高めるため、1月20日から2月15日まで、善決済商品券での決済金額の10%を「ソウル愛の商品券」として還元するイベントも実施する。予算がなくなれば早期終了となる可能性もあり、詳しくは㈶韓国簡単決済振興院(☎1670-0582)に問い合わせることができる。
すでに善決済キャンペーンに参加していて、独自に割引を行っている場合には、その趣旨を生かせるよう、Z-Mapまたは商品券ホームページ(
zeropaypoint.or.kr)から集中的に広報を行う。
善決済商品券の利用時の利便性を高めるため、新たに3万ウォン券、5万ウォン券を加え、全部で3種類の商品券を販売し、10万ウォン以上の最低決済条件をなくすほか、使用期間も当初の1月31日から3月31日まで延長する。
決済可能金額を下方修正することで、消費者一人ひとりが様々な店舗で善決済商品券を利用できるようにし、多くの小規模事業者の売上に貢献できることを期待している。
ソウル市でゼロペイ事業を推進するキム・ホンチャン担当官は「これまで善決済キャンペーンに参加したくても利用上の様々な条件がハードルとなって使用することができなかった消費者や小規模事業者に、この機に利用していただきたい」と語った。