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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市、「世界100大都市の電子政府評価」で4回連続1位

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        ソウル市は「2009年世界100大都市の電子政府評価」で、2003年から4回連続で1位に選ばれ、電子政府のリーダーとして不動の地位を確立しました。

        世界100大都市の電子政府評価は、国連経済社会局と米行政学会が後援し、米ラトガース大学のe-ガバナンス研究所と成均館大学の国際情報政策電子政府研究所が共同で主催して、2003年から2年ごとに評価・発表が行われています。世界電子政府評価委員会の7月13日の発表によると、ソウル市は世界100大都市のうち、2009年度のウェブベース行政サービス(電子政府)が最も優れているとのことです。

        ソウル市は、サービス、市民参加、個人情報の保安、使いやすさ、コンテンツの5項目のうちの4つの部門で1位となり、特に市民がウェブサイトを通じて意見を出し、これに対してソウル市の公務員が直接対応するなど、市民が公共政策に参加する機会を体系的に提供することで円滑なコミュニケーションを図っていることが市民参加部門で高い評価を受けました。

    2009世界10大電子政府都市
    ランク 都市名 国家名
    1 ソウル 韓国
    2 プラハ チェコ
    3 香港 中国
    4 ニューヨーク アメリカ
    5 シンガポール シンガポール
    6 上海 中国
    7 マドリード スペイン
    8 ウィーン オーストリア
    9 オークランド オーストラリア
    10 トロント カナダ


        この研究を行った国際情報政策電子政府研究所の関係者は、「電子政府の研究に対する東洋・西洋の観点から行われた継続的な協業の結果という点で、電子政府に対する成果指数をもとにした今回の研究は非常に大きな意味がある。世界の地方自治体が将来、電子政府戦略を策定していくうえで望ましい方向性を提示するだろう」との見通しを述べました。

        一方、ソウル市はすでに国連公共サービス賞(サイバー政策討論室(2008)、千万想像オアシス(2009))とWITSA 2010 Global ICT Excellence Awards最優秀賞(ⓜ702、モバイルポータル、2010)を受賞するなど、電子政府関連の海外の権威ある機関からその優秀性が認められ、世界各都市のベンチマーキングの対象となっており、モスクワ市(2004.11)、ハノイ市(2005.7)、ウランバートル市(2005.9)、ナイロビ市(2007.10)、バルセロナ市(2009.6)など、10の海外都市と電子政府交流・協力のための了解覚書(MOU)を締結しています。

        今回の「世界100大都市の電子政府評価」でITグローバル先進都市としての地位を確立したソウル市は、9月6日から8日まで「世界都市電子政府協議体創立総会(Inaugural General Assembly of World e-Governments Organization 2010)」を開催し、▲都市間ICT国際ネットワークの構築による共同繁栄▲ITを活用したグリーン成長の達成▲優秀事例の共有・拡散による行政の透明性・効率性の向上と市民参加の活性化▲発展途上国の情報化事業の支援による情報格差解消事業をリードすることで、電子政府の分野でグローバルなリーダーシップを発揮していく予定です。