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福祉/健康/安全ニュース

  • ソウル市、「ソウル市社会サービス院」3月発足…役員の選任まで完了

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,547

    ソウル市が直接、市民のケアについて責任を担う。近日内に、「ソウル市社会サービス院」がオープンする予定だ。これまで民間のみ任されていた長期療養、障害者に対する活動支援や子育てなどの社会サービスについて、公共機関が直接提供することで公共性を強化し、サービスの品質向上と従事者の処遇改善を最優先の目標に定めて推進する。 「ソウル市社会サービス院」の主な事業は、▲国公立社会福祉施設の直接運営、▲「総合在宅センター」の設置・運営、▲民間サービス機関への支援などである。
    • 国公立社会福祉施設の直接運営:ソウル地域に増設予定の国公立施設を直接運営する。保育については新築される国公立保育園を対象に、年次ごとに5か所ずつ直接運営する。現在、国公立施設はそのほとんどが民間への委託により運営されている。
    • 総合在宅センターの設置・運営:総合在宅センターは長期療養、高齢者ケア、障害者に対する活動支援など総合的なサービスを提供する施設である。ケアSOSセンターと連携して各圏域に4か所新設することを皮切りに全自治区に拡大する。
    • 民間サービス機関への支援:従来の民間機関・施設にも代替人材の派遣、法律・会計・労務などの専門家による相談支援、サービスの標準運営モデルの導入により、市民が享受することができる社会サービスの品質を高める。
    2019年1月、ソウル市は社会サービス院の発足に向けて本格的に始動させるために役員推薦委員会を構成し、役員候補者を公開募集した。採用結果、院長1名、非常任理事6名、非常任監事1名が選任された。 3月11日に創立記念式を開催予定で、今後は職員の採用やサービス準備段階を経て下半期から本格的にサービスを開始する計画だ。