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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市、「エネルギー自立モデル特区」を2ヶ所指定

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,547
         ソウル市は、銅雀区(トンジャック)ソンデゴル(上道3・4洞一帯)および、衿川区(クムチョング)始興4洞(シフン・サドン、始興小学校周辺地域)の2ヶ所をエネルギー自立モデル特区として選定することを明らかにした。現在のエネルギー使用量比約50%を自立化させることを目標として集中的に支援する。

        「エネルギー自立特区」とは、地域単位の住民らが自発的に省エネルギーを実践し、この地区内だけでエネルギーを作り消費するエネルギー自立度の高い地域共同体のことをいう。モデル特区に指定された地域は、段階別の計画にしたがい、自立化を達成していく。計画では、第1段階は省エネ、第2段階はエネルギーロスの最小化、第3段階は再生可能エネルギーの拡大と進めていく予定である。

         目標達成のため、コミュニティ、サランバン、ネットワークなどを通じてビジョンを樹立し、同時に「エネルギー自立」の内容教育も実施していく。また、BRP事業には2.5%の低利融資、太陽光発電設備の設置には40%までの保証金支援などのさまざまなメリットも提供する。さらにLEDランプへの交換などには、地域の事業者が参加することによって、雇用創出にもつなげることができるのではないかと期待がもたれている。

         ソウル市は、今年は2ヶ所の地域を選定したが、2014年までに25ヶ所のモデル特区の整備を目標としている。しかし、数値をノルマとして地域別のエネルギー自立の程度によって予算を配分する、といったようなことはしない方針である。たとえ一つでも最高のモデルを作る、という信念に基づき取り組みを進めていく計画である。