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ソウル市総合ニュース

  • ソウル市‐フランチャイズ・エネルギー大賞「コーヒーベア」、LEDでエネルギー効率高める

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    커피베이

    ソウル市と韓国フランチャイズ産業協会が共同で主催する「ソウル特別市韓国フランチャイズ・エネルギー大賞」の授賞式が、12月23日(水)にソウル市庁ソソムン(西小門)庁舎にて開かれます。受賞するのは、省エネ活動に取り組んだフランチャイズ加盟本部及び加盟・直営店49カ所です。

    「ソウル特別市韓国フランチャイズ・エネルギー大賞」は、フランチャイズ加盟本部及び加盟・直営店の持続可能な省エネ活動を誘導してエネルギー危機を乗り越えようと、ソウル市と韓国フランチャイズ産業協会が今年初めて開催するもので、省エネ活動に優れた企業と加盟・直営店には総額9,780万ウォンの報奨金が与えられます。

    今大会は加盟本部27社と加盟・直営店430カ所が参加し、加盟本部部門は加盟店に対する効率的なエネルギー管理が、加盟・直営店部門は電力削減実績と省エネ実践が評価されました。

    加盟本部部門の大賞に輝いたのはコーヒー専門店「サグァナム(株)」の「コーヒーベイ」です。コーヒーベイは、電力消費量の少ないコーヒーマシンを使用し、LED立体看板やLED電球を使用するなど、消費電力量の削減に取り組んでおり、加盟店は本社が提供するマニュアルに従って省エネを実践し、加盟店5カ所も加盟・直営店部門で受賞しました。

    最優秀賞を受賞したハッピーブリッジ協同組合の「ククスナム」は、店舗の施工段階で日が差す場所とそうでない場所を区分して照明設備を施工する方式で電力浪費を減らしたほか、屋外デッキの照明を太陽光発電によるLED照明にしました。また、お湯を沸かすのに電気温水器の代わりにゆで麺機の熱を利用したり、配水管から流れる水を溜めて清掃に使ったりするなど、省エネに取り組んでいます。

    (株)キムガネの「キムガネ・キンパ」は自然採光を最大限に活用した設計施工にし、(株)デデFCの「クルタク」は毎年夏に全加盟店に省エネ案内文を発送するなど、各本社とも店舗の省エネ対策に取り組んでいることが高く評価されました。

    加盟・直営店部門は、消費電力量別(①5kW以下 ②6~19Kw ③20kW以上)に大賞が選ばれました。20kW以上部門で大賞を受賞したパスクチ・ヨクサム(駅三)店は、店内が広く、5台のエアコンを稼働させていますが、涼しい席に客を案内することで効率的な部分冷房を可能にし、電力消費の多い製氷機や温水器、ミキサー機などは曜日と客数によって流動的に稼働し、電力浪費を最小限に抑えました。また、自然採光の活用や待機電力の削減のほか、照明スイッチに名前をつけて管理したり、「自分が客だったら、備品が自分のものだったら、店舗が自分の家だったら」という標語を貼ったり、店主、店長、従業員が一丸となって省エネに取り組んでいます。

    業種を問わず、省エネ実績の高い加盟・直営店に共通しているのは、部分冷房の実践や適正温度の遵守、エアコンの定期的な清掃、24時間稼働する冷蔵庫以外の電気製品の徹底した待機電力遮断、LED電球の使用、日中の自然採光の活用などを積極的に実践していることです。