ソウル市は2019年6月19日から23日までの5日間、韓国最大級のブックフェスティバル「2019ソウル国際図書展(Seoul International Book Fair 2019)」において「ソウル市公共図書館ゾーン」を設ける。2019年で25回目を迎える「ソウル国際図書展」は、カンナム(江南)区サムソンドン(三成洞)にあるCOEXで開かれる。
2019年の「ソウル市公共図書館ゾーン」には、「図書展に行けば図書館もあるし」というスローガンのもと、ソウル図書館、自治区立図書館、教育庁図書館など、事前申込した中から選ばれたソウル市所在の公共図書館が一か所に集まる。
今回の図書展では、ソウル市所在の公共図書館について詳しく知ることができるよう展示・体験・カンファレンスなど様々なプログラムを準備した。そのうち展示は3部に分け、1部では「ソウルの図書館の歴史を読む」、2部では「図書館の文化プログラムを詳しく知る」、3部では「図書館で自ら道を探す」というテーマで、ソウル市公共図書館の過去・現在・未来について知ることができる内容を展示している。
また体験では、各公共図書館の特性と個性を取り入れた特化プログラムを準備した。各図書館が直接準備した盛りだくさんの体験プログラムを通じて、図書館が単に本を借りるだけの場所ではなく、家族みんなで一緒に楽しめる文化空間であり、いつも我々の身近にあることを実感できるように構成した。
4日目の22日には、図書館・出版社・書店・読書サークルなど各分野の専門家が参加する「読書文化エコシステムの活性化方案の模索:読書サークルとブッククラブを中心に」をテーマとしたカンファレンスが開かれる。カンファレンスは会場内にある「イベントホール1」で行われる。
「2019ソウル国際図書展(SIBF)」で行われる「ソウル市公共図書館ゾーン」の詳しい日程や参加申込については、ソウル図書館公式ブログ(
http://blog.naver.com/seoul_library)で確認できる。その他、不明な点や質問などあれば、ソウル図書館に電話(☎02-2133-0213)で問い合わせる。