ソウル図書館(館長:イ・ジョンス)は、美しい財団から多言語図書896冊を寄贈された。寄贈された図書は1千5百万ウォン相当で、ネパール、ラオス、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど計12か国の言語で書かれており、今後ソウル図書館で市民誰でも閲覧できるようになる。
今回の寄贈は美しい財団「ソン・ハウォン教授の本翼基金」の出捐10周年及びヨンセ(延世)大学校土木環境工学科の故ソン・ハウォン教授の10周忌を迎えて行われた。
今回寄贈された約900冊の多言語図書を通じて、普段文化生活の機会が少ない移住民や多文化家庭の子女など韓国に居住している外国人は自国の言語で文化を楽しみ、市民は多言語で書かれた図書を通じて開かれた心で多文化社会を受け入れ、学習する機会となることが期待されている。
今後、今回寄贈された図書はソウル図書館の蔵書となり、ソウル図書館1階の「分かち合い文化コレクション」で、誰でも自由に閲覧できるようにする計画だ。
今回の図書寄贈に関する詳しい内容は、ソウル図書館(02-2133-0241)で確認できる。