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ソウル市総合ニュース

  • ソウル動物園、環境にやさしい動物生息地体験館をオープン

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        ソウル市は、ソウル動物園100周年テーマ広場内にある「第2アフリカ館」のリニューアル工事を終え、ソウル動物園オープン101周年を迎える11月1日(月)、「生命の地、Grassland展示館」をオープンすると発表しました。

        3月5日から10月末までの8カ月間、計3億4000万ウォンを投じてリニューアルが行われた展示館は、砂漠と森林の境界地域である草原の生態的重要性と、ここに生息する動物たちの姿を遊具や映像、写真などを通じて体感することで、動物をただ見ているだけではわかりにくい環境の重要性と生命の大切さを観覧客に悟ってもらうための施設です。


        「生命の土地、Grassland展示館」は、床をコンクリートの代わりに、より自然に近い土の地面床にしたほか、コンクリートの壁を取り除いてそこに木を植えるなど、愉快で楽しい体験型の展示館にするために様々な工夫を凝らしています。

        また、動物のプライバシーを守りつつ、観覧客がカバなどの動物をより近くで観察できるように、ガラス張りの窓をなくし、小さい観覧窓を新たに設置しました。

        独特な生態を見せるトカゲ「サンドフィッシュ」25匹、「ネーキッドモールラット」35匹、「ヒョウモンガメ」4匹の、絶滅の危機に瀕している3種類の動物64匹が、アメリカ、エジプト、南アフリカ共和国から来園し、この日初めて公開されます。


        これまで第2アフリカ館では、カバ5匹とカバの子2匹、アフリカ南西地方に生息する大型山羊のニアラ2匹、アフリカのスーダンから来たシタツンガ3匹、野生では生存数が少なく、国際保護動物に指定され保護されているシロオリックス12匹、アフリカの山岳地帯の生息環境を再現した高い石山の頂上で雄壮な姿を見せるバーバリーシープ55匹の群れなど、計6種79匹の動物がともに暮らしてきました。