ハニャン(漢陽)都城とは、かつてのソウル、朝鮮時代の首都ハニャン(漢陽)の都心を取り囲んでいた城郭だけでなく、城郭で囲まれている首都の都市空間全体を含めて呼ぶものである。現在もハニャン(漢陽)都城はソウル市内の高層ビルと調和をなしながら、ソウルを象徴する存在となっている。ハニャン(漢陽)都城道は、プガクサン(北岳山)、ナクサン(駱山)、ナムサン(南山)、イヌァンサン(仁王山)の4つのコースに分かれている。3コースにあたるナムサン(南山)区間は、クァンヒムン(光熙門)からスタートしてナムサン(南山)公園を通り、スンニェムン(崇礼門)に至るまでのコースである。ナムサン(南山)区間は韓国の歴史や文化財を観覧し、ソウルの有名な観光スポットも見て回ることができるコースで、ソウルの過去と現在を同時に体験できる。また、ソウルを代表する山であるナムサン(南山)も通るため、自然と触れ合いながらのんびりとしたハイキングを楽しむこともできる。

○ コースについて
– 地域：ソウル特別市チョンノ(鍾路)区、チュン(中)区
– 経路：クァンヒムン(光熙門) – チャンチュン(奨忠)体育館 – ナムサン(南山) – スンニェムン(崇礼門)
– 距離：5.2㎞
– 所要時間：3時間30分
– 難易度：普通
– お問い合わせ：チュン(中)区庁 82-2-3396-4624

○ 交通アクセス
– 行く道：トンデムン・ヨクサムンファゴンウォン駅(2号線) 3番出口
– 帰る道：ソウル駅(1・4号線) 4番出口、シチョン駅(1・2号線) 8番出口

○ ホームページ : http://seoulcitywall.seoul.go.kr
(ガイドブックのダウンロードはこちら : https://goo.gl/LuDdsL)