ソウル市は、仁川(インチョン)空港のトランジット客をソウルに呼び込むための誘致活動を積極的に展開した結果、2009年(4,475名)より100%増加した8,905名のトランジット客がソウルを訪問したことを明らかにした。
ソウル市では、仁川空港を経由するソウルトランジットツアー誘致活性化のため、ナイトツアーの新設、空港鉄道連携ツアー、各種体験商品の開発、割引や無料ツアーイベントなどを推進している。
トランジット(5時間以上の滞在)ツアーは、専用旅行会社の案内デスク(仁川空港1階)およびホームページ(
freedomtour.co.kr/
hanatourintl.com)で予約でき、体験中心の各種ツアープログラム、ナイト・無料ツアーの新設、オフシーズン(春・秋)の割引イベント、海外マーケティング(無料バウチャー、記念品、マスコミ広告など)、専門旅行会社インセンティブ(割引サポート、広報物、レンタカー料金など)を利用し、ダイナミックなソウルが体験できるトランジットツアー商品を開発・運営している。
ストップオーバー(24時間以上の滞在)ツアーは、ホームページ(
seoulstopover.com)でホテルやフライトが予約でき、仁川空港-都心区間のリムジンバスおよびソウルシティーツアーバスが無料で利用できるよう支援している。また、韓国航空会社の海外支社ホームページにバナーを貼り、海外の主要都市をターゲットとしたプロモーション、広報物や記念品の製作支援など、認知度の拡大を積極的に推進している。
ソウル市は、持続的な海外マーケティングと商品のアップグレードにより、2015年までにトランジットツアー客を5万名誘致する計画だと明らかにした。