ソウルデザイン財団(代表理事:チャ・ガンヒ、以下、財団という)が主管する「ソウルデザインアワード2025」の受け付けが、3月17日(月)から開始される。
「ソウルデザインアワード」は、持続可能なデザインで社会的な問題を解決することを目指す世界唯一のグローバルアワードで、2025年で開催6回目を迎える。2019年の初開催時には作品75点が受け付けられたが、2024年には65か国からプロジェクト575件が出品されており、5年間で7.6倍の成長を遂げた。
2025年のアワードは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を反映して、4つの分野で構成されている。また、デザイナーだけでなく、デザイナーが所属するグループや企業も出品できるよう資格を拡大し、より多くのプロジェクトを発掘する予定だ。またさらに、2024年よりも受賞作を38選追加した計61選を選び、賞金も1億5千万ウォンに増えた。
2025年で開催6回目を迎えるソウルデザインアワードでは、初めてライブ審査を導入して大賞を選定予定であり、毎年増加する受付作品に対して公正な審査を行うため、グローバル審査委員の数も13名から32名に増やした。
ソウルデザインアワードの受け付けは6月末までである。10月にはトンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)にて、アワード授賞式と国際カンファレンスが開催される予定だ。
受け付けは、ソウルデザインアワードホームページ(seouldesign.or.kr)を通じて、3月17日から6月30日(月)午後3時まで、英語でのみ行うことができる。
なお、2024年受賞作のヨーク(YOLK、チャン・ソンウン代表)の「ソーラーカウ&アヤントゥ(Solar Cow & AYANTU)」プロジェクトは、2025年韓国国内の高校の美術教科書にも掲載され、未来のデザインを導く学生たちに持続可能なデザインの価値を伝えている。
ソウルデザインアワード2025のポスター
ヨークの「ソーラーカウ&アヤントゥ(Solar Cow & AYANTU)」プロジェクト
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ソウルデザインアワード2024授賞式の様子
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