– 4月1日から江北パノラマ路線と江南循環路線が乗り換え接続可能に
– 最大75%割引のチケット一枚で江南駅、セビッ島乗り換え
– 江南駅で外国人、多文化家庭など体験団180人による試乗式開始
□ それぞれ別々に運行されていたソウルシティツアーバスの江北(カンブク)路線と江南(カンナム)路線が、乗り換えが可能となることでひとつにつながる。4月1日から運行開始予定のこの路線は、最大75%の割引が適用される乗車券1枚で、江南駅とセビッ島で乗り換え、江北パノラマ路線と江南循環路線の両方を利用できるようになる。
□ パノラマ路線は、光化門(クァンファムン)から出発し、南山(ナムサン)~セビッ島~63ビル~弘大(ホンデ)を経由して再び光化門に戻るコースで、4月1日からは江南駅と鷺梁津(ノリャンジン)水産市場が経由地に追加される。
□ 江南区内でのみ運行されていた江南循環路線も、近くの瑞草(ソチョ)区までコースを延長し、セビッ島、高速ターミナル、ソレマウル、法院・教大駅などの観光名所が経由地に追加された。
□ これによって、江北からパノラマ路線に乗って出発した観光客は、江南駅とセビッ島で江南循環路線に乗り換え、カロスキル、韓流スターロード、コエックスモール、高速ターミナル、ソレマウルなど江南と瑞草地区のホットスポットをすべて巡れるようになった。
○ 江南循環路線は、路線は延長されたものの、トロリーバスを1台増車し、合わせて3台で運行するため、従来通りの間隔で運行される。
□ さらに、江南と江北路線が乗り換えによりつながったことを記念し、6月末まで両路線の乗り換えチケットを最大75%割引販売する。大人一人がパノラマ路線(15,000ウォン)と江南循環路線(12,000ウォン)の乗車券をそれぞれ買うと27,000ウォン払うことになるが、1枚の乗り換えチケットを購入すれば18,000ウォンで済む。
※ パノラマ路線(15,000ウォン)+江南循環路線(3,000ウォン、75%割引)
※ 江南循環路線(12,000ウォン)+パノラマ路線(6,000ウォン、60%割引)
○ 江南循環路線のみを利用する場合も、7,000ウォン割引され5,000ウォンでチケット購入が可能。
□ また、当日11時30分、江南駅の11出口では、オンラインから募集された外国人、多文化家庭、一般市民など180人による試乗式が開始される予定。
□ ソウル市観光事業課のキム・ジェヨン課長は「今回の江南・江北路線の乗り換え接続は、先月発表した『ソウルシティツアーバス運営改善計画』に基づいて実行される初の事業であり、今後も江南・江北連携新規路線の運営、サービス水準の向上など同計画を着実に推進し、これを通じてシティツアーバスがソウルの代表的な観光交通手段として個人観光客に愛用されるよう取り組んでいきたい」と話した。
□ 江北パノラマ路線および江南循環路線の概要
路線名 | 延長 (所要時間) |
運行時間 | 配車間隔 | 運行車両 | 主要コース |
パノラマ | 40.5km (110分) |
09:30~ 18:40 |
40 | 2階バス(2), トロリー(2) |
クァンファムン(出発地)~ミョンドン(明洞)~アニメセンター~ナムサン(南山)ケーブルカー前~ヒルトンホテル~ナムサン(南山)図書館~ハイアットホテル~カンナム駅~セビッソム~ノリャンジン水産市場~63ビル~ヨイナル駅~ホンイック大学前~空港鉄道(ホンデ駅)~イファ女子大学入口~農業博物館~ソウル歴史博物館~セジョン(世宗)文化会館~クァンファムン(光化門)(終着地) |
カンナム(江南)循環 | 22.8km (90分) |
10:00~ 19:00 |
40 | トロリー(3) | カンナム駅(出発地)~ヨンドン市場~シンサ駅~カロスギル(北)~観光情報センター~ロデオ通り~チョンダムドン十字路~ポンウンサ(奉恩寺)~コエックス~サムソン駅~セブンラックカジノ~韓流スター通り~観光情報センター~カロスギル(北)~セビッソム~高速ターミナル~ソレマウル~法院・キョデ駅-サムスンタウン-カンナム駅(終点) |
□ 江北・江南路線の乗り換え路線図
– カンボク・パノラマコース – 39km、2時間所要
– カンナム循環コース – 19.5km、1時間50分所要