結婚してソウルに移住した女性には韓国語を、そしてその子女には母親の国の言葉を教えるソウルグローバルセンター「多文化学堂」が7月23日、72人の修了生を輩出した。
ソウルグローバルセンターが運営する「多文化学堂」では、親と子がともに参加する「バイリンガル教育」や多文化家庭(国際結婚家庭)のコミュニケーションのための▶親の教育、▶音楽・美術・体育などの教育、▶多文化に関する理解のための教育、▶伝統文化体験プログラムなどが行われた。
また、子どもの発育状態に合わせ、幼児には美術やジャズダンスなどを、学齢期以降の子どもには護身術、科学教育なども行った。
「多文化学堂」は今年の4月から毎週土曜日(12週間)、太平路(テピョンノ)に位置するソウルグローバルセンターにおいて、▶モンゴル、▶ベトナム、▶中国、▶フィリピン、▶中央アジア、▶ロシアのクラスに分け、それぞれ定員12人(親6、児童6)で授業が行われた。
ソウル市の関係者は「『多文化学堂』は、子供の教育に対する多文化家庭の経済的負担を軽減し、様々な分野の教育を行うことにより、ソウルに安心して定着できるよう協力するのがこの教育の目標」だと述べた。
*「ソウルグローバルセンター」ホームページ:
http://global.seoul.go.kr/