ソウル市が、ソウルを愛して第2の故郷としている14か国16人の外国人を「2024年ソウル市名誉市民」に選定した。
ソウル市は1958年より、様々な分野でソウル市政に大きく貢献した功労がありソウル市民や在住外国人の模範となった外国人、またはソウル市を訪れた外賓の中から「ソウル市名誉市民」を選定し、名誉市民証を授与している。
今年の「ソウル市名誉市民」は、5月31日から6月28日まで各国大使館、公共機関・団体の長、社会団体の長、市民30人以上の連署などにより推薦された候補者の中から、厳正な審査とソウル特別市議会の同意を経て、最終的に選ばれた。
特に今回選ばれた16人のソウル市名誉市民は、市民に寄り添うために努力し、疎外されがちな外国人住民が新しい生活環境にしっかりと定着できるよう惜しみなく支援する姿を見せ、地域社会から多くの推薦を受けた。また、福祉・文化・経済・環境など、得意な分野で各自の才能を生かして地域社会に貢献し、他人のために善行を尽くした。
市は20日(金)10時にソウル市庁で「ソウル市名誉市民証授与式」を行い、新しいソウル市名誉市民の誕生を祝った。
「ソウル市名誉市民」に選ばれた人は今後、市の主管する各種イベントに招待されて政策の現場に触れ、専門分野別政策アドバイザーとして活動しながら市政に直接参加する機会を得ることができる。
「ソウル市名誉市民証授与式」の写真
キム・サンハン(金尚漢)ソウル市行政1副市長が20日(金)午前、
ソウル市庁多目的ホールで行われたソウル市名誉市民証授与式でムピャナ・ムワンバ・メレク(Mpyana Mwamba Merlec、コンゴ民主共和国)、ハラー・カタリーナ(Haller Katharina、オーストリア)に名誉市民証を授与している。
キム・サンハン(金尚漢)ソウル市行政1副市長が20日(金)午前、ソウル市庁多目的ホールで行われたソウル市名誉市民証授与式で今年選ばれた16人の名誉市民と記念撮影をしている。