ソウル市は、ソウルの無尽蔵な魅力をPRするための海外広報用テレビ広告を6月28日に中国で、7月4日に日本で開始し、2010年の海外広報に本格的に乗り出しました。
今年、制作された海外広報用CMは昨年に続き、無限文化体感都市「無尽蔵のソウル!(Infinitely yours, Seoul)」をさらにグレードアップさせ、海外地域別のソウルに対するイメージとニーズの分析をもとに、ソウルの文化的魅力に共感してもらう4つの感性コードを選定し、「ソウルは単に見どころが多いだけではなく、心で感じ、想像することができ、記憶に残る憧れと希望の都市」であることをより強くアピールします。
- 中国:洗練されたスタイリッシュなロマンの都市(Romantic Touch)、ソウル
- 日本:情熱と活力、楽しさ、生命力にあふれる都市(Lively Touch)、ソウル
- 東南アジア:韓流文化とエキゾチックな雰囲気、楽しさと魅惑の都市(Fascinating Touch)、ソウル
- 欧米:最先端ITと600年の歴史が共存する、時空を超えた神秘の都市(Timeless Touch)、
ソウルが世界の人々の心を魅了します。
今回のテレビCMでは、イ・ビョンホン、2PM、ワンダーガールズなど、各地域で影響力を発揮する韓流スターたちが、時には主人公として、時にはカメオとして出演することでソウルの魅力を倍増させ、ほかにも撮影現場でのスターたちのエピソードや、ソウルの思い出などが映像や写真に収められており、YouTube(http://www.youtube.com/hiseoul)などのオンラインでも楽しむことができます。
本格的な海外マーケティングを始めた2008年以来、ソウル市は、ACニールセンの調査の結果、海外マーケティングにおいて主なターゲットとなる中国、日本、タイで、「2008~2009年、2年連続で1年以内にいちばん行ってみたい都市1位」に選ばれるなど、ソウルの認知度と人気は上昇を続けています。また、2010年1月にはニューヨークタイムズ紙が選定した「2010年ぜひ行くべきところ31カ所」で、スリランカ、アルゼンチンのパタゴニアに続いて「2010世界デザイン首都ソウル」が3位に選ばれました。
さらに、2009年度には、外国人観光客の13.4%増加という2桁の成長と、再訪問を希望する人の割合の上昇(77.3%→88.0%)を達成し、ソウルのブランド認知度と人気が上昇していることを証明しました。
2010年にも、主なターゲット地域を中心に、ソウルのブランド認知度をさらにアップさせるための感性的マーケティング戦略を積極的に展開することでソウルの無尽蔵の魅力を世界の人々の胸に刻み込んでソウルの地位を確立し、「2010年韓国訪問の年」、「世界デザイン首都ソウル」、G20サミットなど、大規模な国際行事とともに海外観光客1,000万人時代に貢献していく所存です。