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ソウル市総合ニュース

  • ソウルの「元気で活気に満ちた100歳」

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    高齢者100万人時代、元気な100歳を迎えるための「2020高齢社会マスタープラン」を発表

        ソウル市は、高齢になっても暮らしやすい社会を造成するため、来年から高齢者福祉政策を強化する「2020年高齢社会マスタープラン」を発表しました。

        ソウル市は、2012年には高齢者人口が100万人に達し、2020年には140万人を超えるという高齢社会の到来を想定し、2020年までに元気な老後(Healthy)、活気に満ちた生活(Active)、生産的な老年(Productive)、統合的な社会(Integrated)、便利な環境(Environment)、インフラ再設計(Redesigning Infra structure)の6分野で100の事業を施行する計画で、高齢社会マスタープランの有効性を高める目的で10大重点課題を選定しました。

        今回のマスタープランの特徴は、 高齢社会の到来に向け積極的な準備を行うと同時に、青少年やあと数年で高齢者になる人など、すべての市民がともに準備する高齢者に優しい社会を造成しようというものです。

    健康増進, 社会貢献および社会参加の拡大, 雇用の拡充雇用構造改善, 権益増進, 世代統合を奨励, 高齢者政策の力量強化, 高齢者に優しい都市基盤を造成, 交通(移動)の便宜増進, 高齢者福祉インフラの拡充, 高齢者に優しい住居環境を改善


    低所得層、独り暮らしの高齢者、認知症高齢者などのオーダーメード型政策の強化

        ソウル市は、低所得層・独り暮らしの高齢者・認知症高齢者などのオーダーメード型高齢者福祉政策を強化すると発表しました。これによると、独り暮らしの高齢者に対する遠隔診療システムである「U-ヘルス・システム」や高齢者主治医制度、生活支援などが実施され、認知症高齢者の介護や在宅管理士サービスなどが強化されます。

        各世帯から10分で行ける認知症高齢者療養施設「デイケアセンター」を拡充・認証し、老人性疾患専門治療病院を各地域に4ヶ所設置します。そして高齢者福祉インフラを拡充する目的で、小規模の老人福祉館を70ヶ所、療養施設を600ヶ所拡充し、高齢者幸福タウン5ヶ所を2014年までに建設する計画です。

        また、高齢者が安全に通行できるように、老人ホームや老人福祉館の周辺に設けられたシルバーゾーンを2020年までに500ヶ所に増やしていく計画です。シルバーゾーンにはスピードバンプや防護用の柵、傾斜路安全ガードレールなどが設置され、歩行の妨げとなるものは取り除かれます。

        さらに、高齢者の雇用を10万件ほど創出することで老後の所得を支援し、高齢者が勤労所得の一部を貯蓄すればその金額と同じ金額を支援する「シルバー希望通帳」事業を民間の後援などによって推進することになりました。

        そして、高齢者が安全で便利に暮らせる住宅をより一層普及させる目的で、2011年にユニバーサル・デザインを導入し、高齢者向けの賃貸住宅を毎年800世帯ずつ、高齢者にやさしい小規模住宅を毎年450世帯ずつ供給する計画です。

        このほか、あと数年で高齢者になる人のための老後対応教育、生涯学習院、青春芸術劇場など、余暇活動をサポートする施設や制度を拡充する計画です。

    高齢者生涯体験センターなどの間接体験を通じ、青少年やあと数年で高齢者になる人も共に準備

        今回の事業は、青少年やあと数年で高齢者になる人も共に老後に備えるためのインフラの構築まで範囲を広げました。老後の生活が体験できる「高齢者生涯体験センター」を通じて青少年やあと数年で高齢者になる人の理解を深め、2012年に設立される「親孝行文化振興院」を通じて親孝行教育、親孝行文化研究などを実施します。

        あと数年で高齢者になる人のために、「老年期財テク講座」や「高齢者就職センター」などを設け、やがて訪れる老年期に対する備えを早めに起こすように支援する計画です。

        ソウル市の関係者は、「網の目のように張り巡らされた福祉ネットワークを構築することで高齢者福祉の死角をなくし、高齢者の所得・雇用を支援することにより高齢者の扶養にかかる社会的費用を軽減し、最終的には高齢者の寿命を延ばし、より幸せに暮らせる社会を実現する計画だ」と説明しています。
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