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文化/観光ニュース

  • ソウルに唯一現存する韓国伝統庭園「ソンナグォン(城楽園)」、市民に公開

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,670
    ソウルに唯一残された韓国の伝統庭園「ソンナグォン(城楽園)」が市民に公開される。プッカンサン(北漢山)の裾に1万6千㎡規模で広がるソンナグォン(城楽園)が2019年4月23日から6月11日まで市民の前に姿を現す。 ソンナクウォン(城楽園)は、かつて朝鮮のチョルジョン(哲宗)時代に吏曹判書を務めたシム・サンウン(沈相応)の別荘であった場所で、ウィ(義)親王が35年間別宮として使用した場所でもあり、ソウルにある数少ない別墅庭園として大きな意義を持つ場所である。都心の中にあっては珍しく風景がよく保存されており、1992年史跡第378号に指定され、2008年に名勝第35号に再び指定された。 ソンナグォン(城楽園)という名前は、「都城の外にある自然の美しさを堪能する庭園」という意味を含んでいる。岩盤や渓谷など自然の地形を最大限に生かし、人間の手が加えられるのを最小限にとどめて朝鮮時代の庭園の精髄が宿っているという評価を受けている。 ソンナグォン(城楽園)は地形によって分けられたそれぞれのエリアで、自然と人工が美しく調和している特徴を持っている。ソンナグォン(城楽園)の内園には人の手が加えられた自然池のヨンビョクジ(影碧池)があるが、ここにある岩にはチュサ(秋史)キム・ジョンヒ(金正喜)の字が刻まれている。 1992年の文化財指定後、複数回に及ぶ復元事業を通じてソンナグォン(城楽園)をかつての姿に取り戻すための努力が続けられてきた。 ソウル市と文化財庁は共にソンナグォン(城楽園)総合整備計画を樹立中であり、総合整備計画の結果に基づき、段階ごとに分けて復元・整備事業を推進する計画だ。 ソウル市と文化財庁、家具博物館は市民にソウルの伝統庭園を広く伝えるきっかけを設けるべく、4月23日から6月11日までの間、臨時公開する。観覧には事前予約が必要で、週3回(月・火・土)、20名ずつ行われる。 ソンナグォン(城楽園)観覧およびコクドゥ(木彫り工芸品)特別展運営計画
    • 期間:2019年4月23日~6月11日(毎週 月・火・土、11時~18時)
    • 所要時間:1時間(ソンナグォン(城楽園)45分、コクドゥ特別展15分)
      ※ コクドゥ:ひつぎの輿の付属品として、人または動植物の形を象っている木彫りの工芸品
    • 観覧方式:事前予約によるガイドツアー方式(文化解説者が進行)
      1日合計7回(韓国語5回、英語2回)
    • 観覧ルート:正門→サンリュドンチョン(双流洞天)、ヨンドゥガサン(龍頭仮山)
      →ヨンビョクジ(影碧池)→ソンソクジョン(松石亭)蓮池
      →ソンソクジョン(松石亭、コクドゥ展示)観覧→茶亭→ヨンビョクジ(影碧池)→正門
    • 観覧申請:韓国家具博物館(82-2-745-0181)またはEメール受付(info.kofum@gmail.com)
    • 観覧ルート:サンリュドンチョン(双流洞天)、ヨンドゥガサン(龍頭仮山)→ヨンビョクジ(影碧池)
      →ソンソクジョン(松石亭)蓮池→ソンソクジョン(松石亭)
    ソンナグォン(城楽園)
    ソンナグォン(城楽園)
    回次 時間 使用言語 備考
    1 11:00 – 12:00 韓国語  · 1日合計7回観覧(韓国語5回、英語2回)
    · 1回の観覧は最大20名で進行
    · 観覧所要時間1時間
    (ソンナグォン(城楽園)観覧45分、コクドゥ特別展15分)
    2 14:00 – 15:00 韓国語
    3 14:30 – 15:30 英語
    4 15:00 – 16:00 韓国語
    5 15:30 – 16:30 韓国語
    6 16:00 – 17:00 英語
    7 16:30 – 17:30 韓国語
    – 観覧料:1万ウォン(現場で現金決済または事前に口座振込)