ソウル市は、高揚した市民のエネルギーと自負心を集めてソウル愛共同体意識を涵養し、ソウルの躍動的なイメージをブランディングするため、対内・対外へマーケティングできるソウルの新しいブランドとして、Hi Seoulを第9回市民の日である2002年10月28日に公式宣布して使用を始め、2006年11月13日にソウルのアイデンティティ、市政ビジョン、目標などと連係してメッセージを明確化するため、SOUL OF ASIAを選定・発表して、現在のブランドに至りました。
ソウル市のブランドは、市民公募によって提出された7,283件(外国人110人)に対するソウルマーケティング諮問委員による1次・2次審査、外国人諮問(FGI)、ブランド専門企業、市職員、市出入り記者団による世論調査、妥当性分析の過程を経て選定されました。
ブランドグラフィックは、Hiの意味と一致するよう明るく活気に満ちた書体を活用して、老若男女問わず誰にとっても分かりやすく、皆に愛される親しみ深いスタイルで表現しました。
決まりきった型から抜け出した自由な書体で多彩で活気に満ちたソウルの様子を形象化して、SOUL OF ASIAの書体はゴシック書体で表現して、Hiの文字サイズを小さくして安定感をもたせました。
東洋の認識体系において三才にあたる「天・地・人」思想とともに、五方色に基づく赤・青・黄色を使用して、外的には強い注目性とインパクトを表現し、内的には躍動性、生命力、宇宙中心を表しました。
Hiは、世界中の人々が最もよく使用する英語の挨拶で、グローバル・ヴィレッジに対して明るく親しみやすいソウルのメッセージを伝えて、多彩で活気に満ちたソウルの魅力を表現するとともに、同音Highの意味も含めて、大韓民国の首都を超えて、グローバル・ヴィレッジ時代の世界大都市間の競争のなかでソウルが歩むべきビジョンを提示しています。
Soulは、辞書的意味では「精神、気迫、情熱、精髄」などさまざまな意味で使用されているが、「魂」に重点要素を定めて、英語式発音がSeoulと類似する点に着眼してイメージを同一化しました。「SOUL OF ASIA」は、さまざまなアジア文化を包容して融合し、ソウル文化の真髄を示すことを意味し、アジアの伝統の上にデジタル先端文明が組み合わさって世界の中心へ跳躍するというビジョンを提示しています。