粒子状物質警報
ソウルは春夏秋冬という季節がはっきりした都市です。このような気候の影響により、ソウルは様々な景色と文化的特徴を示します。
ソウルの年平均気温は12.9℃であり、春は3月から始まります。春はソウル市全域が花で覆われるといっても過言ではありません。南山、汝矣島をはじめとし、桜やレンギョウ、ツツジ、木蓮など様々な花が咲き誇る街を散歩することもできます。
但し、春は黄砂が飛来し、気温の変化が激しいので、ソウルを訪れる際には服装に気をつける必要があります。黄砂が多く発生する日はマスクやサングラスで保護しましょう。また、乾燥した日も肌や気管支の弱い方は注意しましょう。
ソウルの夏は真夏日が続き、6月から2ヶ月間に渡って雨季となります。この時期のソウルの都心は普段より人々が少ない印象を受けますが、ほとんどの人がこの時期に夏の休暇を取るからです。
また、光化門広場の噴水や漢江の橋の下を涼みに訪れた人々も多く見かけます。とくに、盤浦大橋は夏の漢江の景色が楽しめる人気スポットです。
9月から11月までの秋には、赤や黄色、様々な彩がソウル全体を染め上げます。秋はまた、韓国人が先祖に対して豊年を感謝する祭祀を行い、冬に備えてキムジャン(大量のキムチづくり)を行う時期でもあります。また、この期間中はソウル市を代表するソウルストリート芸術フェスティバル(旧ハイソウルフェスティバル)が開かれ、チャンギョングン(昌慶宮)・キョンボックン(景福宮)の夜間開場のほか、ランタン・フェスティバルが開かれ、夜も見どころ満載です。
冬は北風が吹き、非常に気温が低くなります。しかし、冬のソウル広場ではスケートが楽しめます。
また、沈む夕日の光やネオンサインが新年を迎える準備で忙しい街を照らし、ソウル市は独特な雰囲気に包まれます。